ジョン・ケージ
これこれこれ。
自分はむかしから楽器を嗜む者で、
『よし、音楽は片っ端からなんでも吸収していこう!』
っていうスタンスの時期が、過去にあるわけですが
この曲も
その時期にチェックを入れたときがあった。
ああ、なんて思い切った楽曲だ
これが、世界というものか
と
ビックリしたことがある。
いまあらためでこの曲を聴いてみると
『ああー、なるほど。なにもしない、という思想は、たしかに昔からあるからね、しかも音楽にかぎらず、学術的な事柄や宗教的なものまで含めてね』
と
納得できてしまうわけです
Wikipediaにも書いてあった、
この曲は、禅の思想にも通じるし
あと
中国のタオにも通じる。
要は
楽器を演奏しないで聞き手に身の周りの雑音や物音などを聞かせる4分33秒間、という無音の音楽
である。
4分33秒間、生活の音を楽しめと。
もしくは
自分の身体に流れている血液の音に耳をすませろ、と。
おまえに心臓の鼓動が聞こえるか、と。
ノイズ、ですよね。
ノイズ音楽。
実験的な音楽。
たとえば
この4分33秒を夏フェスなんかで演奏してみたらどうだろう
凄まじいノイズ音楽となりますよね
たとえば
海の底で演奏してみたらどうだろう
たとえば
電車の中で
たとえば
トイレの中で
たとえば
布団の中で
この4分33秒というこの曲は
ほんとやばい。



