水道橋グリーンカイロプラクティックの佐藤です。
　　

このページでは
[野球肘の為の健診]
　　　　　　　について書いていきます。

野球をして肘が痛くなれば、すべて「野球肘」です。

野球肘は年齢によって病態が異なり、成人期と成長期で異なっています。

成長期の野球肘の中で最も発生頻度が多いのがリトルリーグ・エルボーといわれる肘の内側の骨端障害です。

一方発生頻度はそう高くありませんが最も予後が悪い障害が上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎です。

この障害は進行すると痛みはもちろん、肘の曲げ伸ばしまで制限され野球を続けることに支障をきたす障害です。

進行が進むと診断は容易ですが、発生早期では動きの制限どころか痛みもないことが多いのでベテランの医師でも診断するのが非常に難しい故障です。

上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎は１０歳から１２歳くらいに発生します。

その為、11歳前後のお子さんは年に2回は野球に詳しい専門の医療機関で検査を受けることをおススメします。

年に2回受ける理由として、1回検査を受けても半年後に異常が見つかる事もある為です。

離断性骨軟骨炎はうがいで風邪を予防した、歯磨きで虫歯を予防するように自分で予防出来るものではありません。

100人に1人は野球をしていないにも関らず発生しているというデーターがあるぐらいです。

その為、いくら投球制限をかけても、正しいフォームでも発生してしまいます。

上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎が悪化するかしないかはボールを投げたり、バドミントンやテニスのように肘に負担のかかる動作をしているかどうかで決まります。

その為、定期的に健診を受けるなどして早期に発見、対応する必要があります。

当院で施術を行う際は肘や肩への負担を減らす身体作りを目的に足先から指先まで細かく施術するので自分では出来ない予防を当院では出来ますのでご相談ください。

子供が笑顔で野球の出来る環境を作るのは親御さんです。

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野球肘にならないための野球肘検診