軟式野球サークルに所属してピッチャーをやっていた大学4年の春、いわゆる野球肩になりました。

それまで野球で肩を痛めたことはなく、しばらく休めば治るかなあと楽観視していたのですが、これが全く治らない。

夏が過ぎ、秋になっても痛みは治らず、その年は何とか我慢しながら投球を続けました。

 

大学を卒業してからも草野球で野球を続けていたのですが、最終的に、マウンドからは山なりのボールを投げるのが精いっぱい、外野から遠投をすると痛みで視界に星が舞い、その場にうずくまるほどの状態に悪化してしまいました。。

 

これではいけないと、地元の整形外科を受診しましたが、レントゲンでは特に異常なし。

電気治療と湿布をもらって、「ウォーミングアップでストレッチをよくやってくださいねー」というアドバイスでおしまい。

 

それで良くなるはずもなく、本やネットでよく紹介されているゴムチューブを使ってのインナーマッスルのトレーニングをしたり、地元で評判がいいという整体に通ってみたりしましたが、改善の兆し無く何年も過ぎていきました。

 

いよいよ「手術をしてでも治したい!」と考えるようになり、インターネットで「野球肩 手術」であれこれ検索したところ、プロ選手も受診するような整形外科がわりと近くにあることが判明。ただ、野球肩専門の先生に診ていただくには紹介状がいるとのこと。

紹介状をもらうべく、まずは通常の受診をしたのですが、結果は数年前の別の整形外科の診断と同じで、レントゲンに異常はないので手術の必要はなし、MRIを撮っても結果は変わらないでしょう、とのことで、リハビリに回されることになりました。

真面目にリハビリに通うも、一般的なストレッチのようなメニューで、やっぱり改善の兆し無し。

 

整形外科もダメ、インナーマッスルトレーニングもダメ、整体もダメ、手術はできない、と八方塞がりで、さながら「野球肩難民」となってしまいました。

野球をしている方の中には、もしかしたら同じような経験をされている方もかなり多いのではないでしょうか。

自分が所属している草野球チーム内にも何人もいて、つまらなくなって野球をやめてしまう人も少なくありません。

 

自分はその後も往生際悪く「野球肩 治療」などで調べるなどして、よい整体の先生と出会い、また紹介いただいたトレーニングによって、現在では全力でボールを投げられるようになるまで野球肩が改善しました!

(まあ、二十歳頃までのようにいつでもビュンビュン投げられるわけではなく、調子がいい日もあれば悪い日もありますあせる

 

このブログでは、野球肩になった過程や症状、改善のために行っているトレーニングを紹介し、同じような症状で苦しむ方にとって少しで助けになる情報になればと思っています。

 

また、ひどい状態から改善したとはいえ、前述の通りいい日もあれば悪い日もあり、自分としても症状や対策を完全に理解しているわけではないので、文章にしたりちゃんと調べたりすることで、もっと野球肩への知識を深めていけたらと思っています。