寺田本家の酒粕

寺田本家さんの酒粕を買いました。

「寺田本家」とは
千葉県香取郡神崎町で340年の伝統を持つ蔵元で

江戸時代と同じように手造にこだわり
蔵付きの菌の力を借りて発酵させ
大切に酒蔵を守り続けているところです。

今年になって
酒蔵見学のお誘いを受けて
寺田本家を知ったのですが

自然食を実践されている方の間では有名な
酒蔵さんだということはあとで知りました。

都合が合わずにいけませんでした ≧ ≦

「五人娘」や「醍醐のしずく」など
無農薬米を使った
美味しい日本酒で知られる寺田本家ですが

「本当に人のためになるお酒とは何か」

ということを問い直したのは、
先代の23代目が体を壊したときだったそうです。

日本酒を造るときにできた酒粕。
最近では発酵食品としてとても注目を浴びています。

その効果は素晴らしいです！

料理に使うとぐんと美味しくなる

うまみ成分と言えば昆布やカツオのグルタミン酸、

イノシン酸はのアミノ酸の一種です。
酒粕にうまみ成分のはアミノ酸や

米由来の糖分が豊富　→　旨味がアップ
食材を酵素で分解　→　さらに旨味がアップ

栄養価が高い

各種酵素、ビタミンＢ６、葉酸、銅、亜鉛、食物繊維、

タンパク質、ビタミンＢ２、ナイアシンなど

必須アミノ酸が豊富！！
酵素は１００種類以上も入っています

酵素が消化、吸収を助けてくれる

食物酵素は体内で作り出すことがでないので

食べ物から補わないといけません。
酒粕はビタミンなどの各種栄養素が豊富で、

食とともに酵素を補い消化・吸収を助
け新陳代謝が活発になります。

また酒粕に含まれる「レジスタントプロテイン」という成分が、腸内の余分な脂肪や残留する油を吸着して、そのまま便と一緒に出してくれます。
これが結果として悪玉コレステロールを下げ、腸をきれいにしてくれるので便秘の解消や病気の予防にもつながります。

確かに酒粕の料理を作って食べた翌日は

いつもお通じは良いのですが

更にお通じが良くなっていたのでビックリでした

中医学では病気とは

エネルギーの滞りと見ることもできます。

体の中の氣血津の流れが滞りなくスムーズだと

代謝がよくなり若々しく活き活きとした

心と体をつくってくれて

免疫力が高まり病気になりにくい体をになっていきます。

他にも研究されている酒粕の健康効果

・ガンの抑制（NK細胞の活性促進物質）

・高血圧の改善（ペプチドと言う物質が血圧降下の効果があるとされている）

・肥満予防やダイエット（デンプン分解を遅くし、インシュリンの上昇を抑える物

質を発見）

・狭心症、心筋梗塞、動脈硬化への予防（血中悪玉コレステロールを下げると期
待）

酒粕のなかにはお酒を醸す段階で

たくさんの微生物が生きています。

この微生物たちの働きこそが「百薬の長」たるお酒を作り、

また酒粕の数々の、おいしさ、栄養、健康効果

美容効果を醸しだしています。

発酵食品である酒粕はお米を棲家にした

微生物達の小さな宇宙なのです。

こんなにも人の健康と美容に効果のある酒粕、
食べてみたいと思いませんか？

はじめはお友達と半分こにしようと思っていたのですが

お友達は

「これくらいなら使えるわよ♪」

と、いって一袋ずつ購入しました。

わたしもいろいろ酒粕料理をつくっていくので

どうぞお楽しみにね

さて、話は寺田本家さんに戻りますが

発酵の町として有名になった神崎町で
お蔵フェスタという体によさそうな
イベントがおこなわれます

第10回お蔵フェスタ　2016年3月13日（日）
http://www.teradahonke.co.jp/

この日は薬膳セミナーなので
行くことが出来ませんが
もしもご興味のある方がいらしたらいかがでしょうか？

感想とかお聞きしたいです(V)o￥o(V)