明日の2月4日は立春です!
季節の暦でいうお正月にあたります。
中国では新しい春を迎える立春の日に
春餅(チュンピン)を食べて新年をお祝いします
春餅は、小麦粉で作った皮に
肉や野菜を包んで食べるトルティーヤです。
春餅は2000年以上前の春秋戦国時代、
「五辛盤」で春の神様を祀っていました。
五辛盤とはネギ、ニンニク、ニラ、香菜など
辛味のある野菜のことで
これを神様に供えてから食べたのです。
モヤシ、ニラ、グルテンミート、ネギ、セロリに
八丁味噌と黒砂糖とみりんで甘辛くしたお味噌をつけて食べる。
めっちゃ美味しかったです!!
セロリの代わりにキュウリが美味しいのですが
冬は身体を冷やしてしまうのでセロリとのこと。
でもキュウリの方が美味しいからちょっとくらいいいのよ~~~
と、わたくしは先生から習いました。
さすが薬膳、中医学です(笑)
でもセロリでもそんなに癖もなく
十分おいしくいただきましたよ!
さてさて、ちょっと詳しくお話すると
「立春に五辛盤を作る。これらの辛味が体を鍛錬する」
と言われており
本草綱目では
「元旦、立春にネギ、ニンニク、ニラ等を食べるのは、
新しい息吹を迎えるという意味である。
これを五辛盤という。」
と述べています。
辛味には発散作用があります。
新春に辛味を食べるのは、
寒い冬で眠いっていた体を温め
体内活動を目覚めさせ、
活発にする意味があるのです。
そして春の薬膳で説明しますが解毒していきます。
春餅はだんだん進化して
みなさまの食卓でも同じみの
春巻へと姿を変えています
なので、明日は春巻きでもOKですね o(^▽^)o