安曇野シャロムヒュッテの自然農法


数人からおすすめされた安曇野の宿。

ぷらっと行ってきました~。



ここでは北アルプスの山々に囲まれた広い畑で

自然農法で作った採れたての野菜で食事を出してくれるというところです。




宿に泊まると、朝7時から自然農ツアーという

シャロムヒュッテがどのような活動をしていて

目の前の畑で自然農法で作られる野菜たちの栽培方法などを

紹介してくれるので参加してきました。



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自然農法とは


不耕起・無肥料・無農薬・草生栽培




普段は農薬などで除去するべき害虫を害虫と見なさない

野菜の栄養を奪うからと除草剤で枯らす雑草を雑草として見なさない。



土も生きていると考え
雑草や虫やミミズがいるおかげで微生物が増え
自然の力で土を育ててくれるものと考えています。



畑は雑草がいっぱいで
野菜がその中にひっそりと芽を出しているような状態。

でも、手を抜いているわけではなく
自然にお任せしている状態なのです。


これで雑草に負けてしまうような野菜は、土に還ります。
肥料や水やりによりぬくぬくと育ててもらっている野菜とは違い

自分の力で雑草よりも強く、そして、土の中から水を吸収しようと根を張ります。



その中でも育つ野菜は、害虫や病気にも負けない強さを持ち
栄養価の高い強い野菜へと成長しています。



これが本来の野菜の姿



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自然農ツアーでご一緒だったご家族2組といっしょにお散歩に行きました。


会社を辞めてどこかで畑を持って生活していきたいとい、

また、どこか自然の多いところに引っ越したいというご家族たちでした。




いろいろお話を聞いていると

ひと組の家族のご主人がわたしに話をしてくださいました。





僕が子供のころ、急に母がアトピーになって
病院へ行って包帯でぐるぐるになって帰ってきたんです。



それを見て、妹は怖くて泣いてしまって・・・


いろんな病院に行って、いろんな治療を試したけれども全く改善せずに
医者も見放した状態になってなすすべもなく絶望的な思いになったけど



父がいろいろ調べた結果、無農薬の野菜が効くということを知り

できることはやっていこうと決意し
小さいながらに近所に畑を借りて無農薬の野菜を作ったそうです。


その野菜を食べるようになってから
お母さんのアトピーが驚く速さで良くなっていったそうです。



それを子供ながらに見て、スーパーなどで売っている野菜には

人の身体に合わない農薬がいっぱい入っている。


そして、無農薬のものは薬よりもすごいんだ!!!
と実感されたそうです。

それから無農薬の野菜を作っている農家さんを探し契約して

毎月野菜を購入することを始めていたそうです。




奥様の肌を心配して無農薬栽培を始める・・・




それって奇跡のリンゴの木村さんと同じきっかけじゃないですか。。。
奥さんに対する愛がその行動をさせる。


そしてそんなお父さまの気持ちのこもった野菜を食べて
お母さまの肌は元気を取り戻したんですね。



ここにも「愛」というエネルギーである「氣」を感じました。



そして、無農薬野菜の力強さを感じました。

これこそが食養生の原点だと思います。