薬の説明をしていると

よくこう言う人がいます。


『薬局で売ってる薬はダメ

     やっぱりお医者さんからもらう薬じゃないと』


でも一概にそうとは言えないんです。

勿論診察を受けないともらえない薬は多いです。


でも病院で普通に処方されている薬で

一般向けにも販売されている薬もたくさんあります。


それに一般向けの医薬品には大きなメリットがあります。


それを説明するにはまず薬の価格について知る必要があります。

病院で処方される薬の値段は

薬価という法律のようなもので国から決められています。

つまり日本中どこに行っても、同じ薬なら同じ値段がします。


一方一般向けの薬はメーカーが独自で設定できます。

この独自で値段設定できるとろがミソなのです。


湿布ならば伸びるようにして貼りやすくしてみたり

胃に悪い薬なら胃に優しくなるような成分を追加してみたり

と色々付加価値をつけるとそれだけ原価は上がっていきます。


一般医薬品は努力した分価格に上乗せすることができますが

病院の薬は前述したとおり薬の値段は決まっているので

こういった改良は積極的には行われないことが多いようです。


よって同じ薬なら一般医薬品の方がより扱いやすい薬が多いのです!!


だからって病院に行くなと言っているわけではありませんよあせる

一般に買える薬の種類は限られていますし

どうしても体調が悪い場合はきちんと診察を受けるべきです。


でもちょっと風邪気味だとか、ちょっとぶつけて痛いとか

そんな軽い症状なら無理に病院に行かず

薬局の薬で済ますのもいいかもいいかもしれませんね。


いや~連休明けということで

今日は朝から患者さんが押し寄せて大変でしたショック!


もちろん選んで来ていただいてるわけなので

非常にありがたいことなんですがねチョキ


多くの薬局は月の終わりに次の月の分の薬を発注します

うちの薬局もその方式をとっているのですが


月初めの朝は薬が届くまで薬がねぇビックリマーク状態でして・・・

勿論まったくないわけではないのですが

混んでしまうと足りなくなったりすることもありますダウン

朝一に来局された患者さんには少し待ってもらって本当にすみませんでした汗


みなさんも薬局を月初に利用する時ははなるべく遅めに来たほうがいいかも

いやいや、そんなことは言ってはいけませんね

完全にこっちの都合ですあせる



さて唐突ですがスイッチOTC候補のラベプラゾールの話をします。

ラベプラゾールは簡単に言えば胃薬なんですが

いままでの一般医薬品にはない超強力な胃薬なんです。


今一般医薬品で一番強い薬は

ガスターに代表されるH2ブロッカーという種類の薬です。

H2ブロッカーの簡単な作用は

過剰な胃酸を減らして胃痛や胸焼けなどを改善します。

強い胃薬というと少々語弊があるのですが

一般認識ではそう思っていて問題ないと思います。


ラベプラゾールはそれよりひとつ上のランクの薬で

PPI(プロトンポンプインヒビター)というグループに属し

PPIH2ブロッカーよりもっと強力に胃酸をおさえます。


PPIは強力がゆえに本来胃潰瘍や十二指腸潰瘍など

重い症例にしかあまり処方されず

服用期間も制限されている薬です。(例外もあり)


こんな薬なのでプラバスタチンと同様

慢性の食道炎などと診断を受けた患者さんにしか販売できない

といった制限がかけられることと思います。


食道炎を患っている若い患者さんはかなり多いので

なかなか病院にいけない忙しい患者さんのためということなのでしょうか?


ただまだ完全に発売が決まったわけではないので

今後どのようになるか見守ってみたいと思います。


ちなみに薬局で売っているガスターも服用期間に制限があるんですよビックリマーク

2週間以上服用してはいけません。

それ以上飲むと具合が悪くなるということではなくて

そこまで飲み続けてまだ胃の調子が悪いなら

何か重い胃の障害があるかもよってことであせる


普通の胃炎なら3日も飲めば症状はなくなるので

ガスターなどのH2ブロッカーを3日飲んでも治らない場合

医師の診察を受けることをおすすめします!!


ガスター10<錠剤>12錠
¥1,550
おくすりやさん



前回紹介したスイッチOTC候補について触れてみたいと思います。


まずはプラバスタチン

これは成分名で、医師から処方される薬では

メバロチンという名前で発売されています。

コレステロールを下げる薬として

現在でもかなり多くの数が現在でも使用されています。

実際に飲んでいる方も多いのではないでしょうか?


コレステロールを下げるという一般医薬品は今までもありましたが

そのほとんどがビタミンの一種が主成分で

実際に治療を受けている人にとっては

十分な効果があるとは言い難いものでした。

もちろん長く続けていれば効果はあるんですけどね。


しかし、プラバスタチンは病院でも現在進行形で使われている薬。

この系統の薬で一般医薬品として発売されるのは初となります!!

コレステロールを気にしている人も多いはず。

これが薬局で直接買えるようになると素晴しいですね。


ただし、医師の診察を受けたことのある人で、

定期的に検査をうけることも

購入の条件になると思います。

このあたりは薬剤師側でしっかり管理しないといけないですねあせる



あと最後に今売れ行きが上がってきている

健康食品やサプリメントについて

ここで紹介したいと思います。

こんな紹介コーナーもちょくちょくやっていきたいですねニコニコ


第一弾は歯を白くする「キスニー」です。

キスニーは歯科クリニックで使用するホワイトニング成分

一般向けに改良したもので、これがかなりいいようです。

画像を見てわかるように若い女性向けに発売されましたが

年配の方にも男女幅広く売れております。


従来は白くぬりつぶエセホワイトニング商品が多かったのですが

これは歯の汚れをよせつけないようにする成分を含んでいます。


もちろん漂白、着色成分も入っていますので即効性も期待できます。

歯科で使用する成分が元っていうのがポイントですね。


もちろん体に害になる成分は入っていませんよビックリマーク

そんなものはここでは紹介しません汗


歯の黄ばみが気になる方は使ってみてはいかがでしょうか?

下に商品の詳しい説明をしたリンクを貼っておきますので

興味があれば見てみてください。



キス中

キスニーについて見る



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先月の話になりますが、10月24日に日本OTC医薬品協会から

スイッチOTC薬の候補リストが発表になりました。

元記事


ここで用語についてよくわからない方のために軽く説明をしておきますが

OTCというのは薬局で直接買うことのできる医薬品のことです。

そしてスイッチOTCとは簡単に言うと今までお医者さんから処方されないと

もらえなかった薬が直接薬局から買えるようになった薬のこと。


まあつまりよく効く薬のいくつかが

病院で診察を受けなくても買えるようになるかもしれないぞビックリマーク

ということです。


これはまあ定期的にあることなんですが、

その候補になった薬が問題なんです。


中でも目玉が

コレステロールを下げるプラバスタチン胃薬であるラベプラゾール

この2つでしょうね。


今でもかなりの数が処方されている薬なんです。

これはかなりの衝撃でしたショック!

病院になかなか行けない忙しい人には朗報かもしれませんね。

次回この薬について詳しく触れて見たいと思います。