スジックスの地方創生ブログ

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鉄道と歴史が好きです!
最近は地方創生にハマってきてます!
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北海道新幹線が3月26日に部分開業する少し前に道東道が阿寒インターチェンジまで延伸開業します。

白糠、釧路魅力知って 道東道庶路、
開通前に札幌で催し
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0233567.html 
道東道延伸による釧路管内白糠町の庶路インターチェンジ(IC)と釧路市の阿寒ICの3月12日開通を前に、両市町や周辺の物産や観光をPRするイベントが札幌市内で相次ぎ開かれる。いずれも入場無料。 

白糠町などは25、26の両日、北海道新聞本社1階の道新プラザDO-BOXで「しらぬか!まるごと体験マルシェ」を開き、毛ガニやラム肉、チーズなど同町の特産品を販売する。 同じ会場では、釧路市などが3月1、2の両日、サケや開きホッケ、水産加工品など釧路市の物産を即売する釧路市観光物産フェアを開催。

タンチョウの剥製や写真なども展示する。 また、釧路総合振興局を中心に官民で構成する「ウエルカム道東道!!オールくしろ魅力発信協議会」は2月27、28の両日、複
合商業施設サッポロファクトリー(中央区北2東4)のアトリウムで、海産物や乳製品など釧路管内8市町村の特産品を販売。ムックリ演奏の体験やアウトドアの体験ツアーを紹介するコーナーも設ける。


そもそも『道東』ってどこ?っていう話ですが北海道は概ね、『道南』『道央』『道北』『道東』の4つのエリアに区分され、『道東』は文字通り「北海道の東の方」です。主な都市は帯広、釧路、根室、北見、網走など。

道東最大の都市は釧路ですが、釧路が中心都市という訳ではなくそれぞれが独立した都市圏を形成している感じです。都市と都市の距離が百km単位で離れてるので・・・。

こういった独立した都市圏同士を結びつけるために高速道路は極めて有用なツールとなります。今回道東道が開通する阿寒ICは釧路市街からおよそ20kmの位置になります。釧路空港に比較的至近な位置です。というか高速道路すら通ってなかったのか釧路・・・。

今回開通区間は大体こんな感じ(出典:釧路市HPより)



釧路から札幌まではおよそ350kmと東京-名古屋に匹敵する距離があるので、車だと5時間弱、鉄道でも4時間強かかるので空路もよく使われます。ええ、本当に広いのですよ北海道は。

ちなみに札幌の人口は大体195万人。札幌は独立した都市圏を形成する道内の他の主要都市とは異なり周辺の都市とは鉄道や道路で結ばれて一つの都市圏を形成しています。周辺部の人口も合わせると札幌都市圏の人口はおよそ260万人となりこの数字は道内の人口のおよそ半数になります。

道東道が開通するとはいえ、この道路実は対面通行の制限速度70km/h。札幌まで300km超の道のりの大半が対面通行は厳しいですよ。しかし一昔前は高速すら通ってなかったなんて。

一応片側2車線に拡幅する構想はあるそうなのですが拡幅どころか全線開通のメドすら立っておりません。これは政府の公共事業削減のあおりを受け日本全国どこでも同じなのですが。腹立たしいところであります。

でも道東は素敵なところですよ!世界遺産の知床や釧路湿原に阿寒湖、摩周湖に阿寒岳に登るのもいいですね~。豊富な海産物資源!道東といえば、カキとハナサキガニでしょうか。最近ししゃもが美味しいと聞きました。

観光資源にはこれでもかというくらい恵まれている道東ですが、いかんせん交通の便が悪いのと知名度が今ひとつなのが玉にキズでしょうか(汗)

ではでは~