俺はなんでこんなとこにいるんだろうか?
なぜか目の前には真っ黒な塊がふわふわ浮いている
その塊は俺を狙っているようだ・・・不気味な存在だが
その場から動こうとしない・・・
辺りは鬱蒼とした森が茂っている。さっきまで近所の神社にいたはずだが?
そう、俺はちょっと散歩のつもりで神社に来ていたはずだ・・・
確かに様子がおかしかった、神社に着いた途端なぜか立ち眩みを起こしてしまった。
そのままふわふわとした気分で神社の裏にある森の方に足を運んでしまったことだけは覚えている。
よくわからない気分のまま、とりあえず神社に戻ろうと足を踏み出したところだった。
少しずつ塊を避けるように動いていると・・・
「あ、待ちなさいよ、あなた食べられるでしょ?」
俺はどういうことか咄嗟に判断できなかった。食べられる?どういうことだ?
少し間を空けて俺は危険を察知した・・・・食べられるということはつまり
俺を食べるということか?冗談じゃない!すぐさま俺は駆け足になった。がしかし・・・
「逃げようったってそうはいかない!」
塊はすごい速さで俺を追いかけてくる・・・だめだとても逃げ切れそうにない!!!!
それでも俺は必死で逃げた。しばらく走っていると急に塊から悲鳴が聞こえた。
「ふぎゃぁぁぁっ!」
???俺は恐る恐る後ろを振り返ると、塊はずっと遠くに逃げていった。
「ちょっと、あなた大丈夫?」
今度は前からいきなり声をかけられた、驚きのあまり俺は思わずその場で尻餅をついた。
と・・・恐る恐る顔を上げてみると・・・
「ほら、大丈夫?立ちなさい、あの妖怪はもう退治したわよ?」
「あの~・・・えっと・・・え?コスプレ???」
俺は思わず、突拍子のないことを言ってしまった。目の前にいたのはどう見ても
博麗霊夢のコスプレをした人にしか見えなかった。
「ハァ?こすぷれ???何それ?そんなことよりあなた、外の人間でしょ?
ここは危ないから早く外に帰りなさい、連れて行ってあげるから」
「ちょっと待ってくれ、混乱してる。」
俺は立ち上がり、しばらく考えた・・・コスプレを理解できてない事と
「外の人間」という言葉、俺も幻想郷入りしてしまったということでいいのだろうか?
確かに幻想郷入りは俺も夢見たことはあるし、気にはなっていた。
となれば急いで外の世界に帰りたいという気持ちもあったがそれ以上に
この幻想郷をもっとちゃんと見てみたいという気持ちが強くなった。
「・・・あなた博麗霊夢?」
「ぇえ、そうよ。さっきの妖怪はルーミアね、あなた食べられるとこだったわよ」
やはりルーミアだったか。しかし、本当に真っ黒な塊で中にいるであろうリボンをつけた
かわいらしい姿は確認できなかった・・・あの塊だと本当に恐ろしい。
「・・・なぁ、俺この世界のこと少しは知ってるんだ。ただ実際に見たことがない。
だから少し見せて欲しいんだ。この世界を」
「はぁ・・・あなたもそうなのね、最近はそういう人間が多くて困ってるのよ。
ほとんどの人間がそうやって幻想郷に来て帰れなくなってるのにね。」
帰れなくなってるというのは、つまり人間の里で生活しているかさっきのルーミアのような
妖怪に食べられたかどっちかだろう。俺はどうなるだろうな
「まぁいいわ、とりあえず神社に来なさい。そこで少しお茶でも飲んで考えなさい。」
~次回へ続く~
あ、どうも、ぷいにゅうです。え~っといきなりなんのこっちゃな内容でスイマセン。
ついに書き始めました「幻想郷入り」小説。
今まで、書こうかな~なんて思いながらずっと書かなかったのですが、思い切って書いてみました。
ただし、これにはちょっと注意があります。ぷいにゅうはニコ動にあげたりしません。
あげるのは面倒というのもありますが、皆さんからの希望を聞き入れるというスタンスがちょっと
難しいと判断しました。(幻想郷入りシリーズは読んでる人の希望を入れながら進むストーリーが多いです)
あくまでぷいにゅうだけの妄想ということになりますがあしからず。
なので、このブログ内だけで進めていきます。あと、気分でやってる部分もあるので、いきなり
打ち切りとかあるかもしれません。とりあえずの完結は迎えたいと考えていますが
いきなり不自然な完結になったりするかもですので、その辺はあしからず。
逆に無駄に長くなる可能性もありますがw
もちろん、感想はいつでも受け付けます。コメント欄までどうぞ。
なぜか目の前には真っ黒な塊がふわふわ浮いている
その塊は俺を狙っているようだ・・・不気味な存在だが
その場から動こうとしない・・・
辺りは鬱蒼とした森が茂っている。さっきまで近所の神社にいたはずだが?
そう、俺はちょっと散歩のつもりで神社に来ていたはずだ・・・
確かに様子がおかしかった、神社に着いた途端なぜか立ち眩みを起こしてしまった。
そのままふわふわとした気分で神社の裏にある森の方に足を運んでしまったことだけは覚えている。
よくわからない気分のまま、とりあえず神社に戻ろうと足を踏み出したところだった。
少しずつ塊を避けるように動いていると・・・
「あ、待ちなさいよ、あなた食べられるでしょ?」
俺はどういうことか咄嗟に判断できなかった。食べられる?どういうことだ?
少し間を空けて俺は危険を察知した・・・・食べられるということはつまり
俺を食べるということか?冗談じゃない!すぐさま俺は駆け足になった。がしかし・・・
「逃げようったってそうはいかない!」
塊はすごい速さで俺を追いかけてくる・・・だめだとても逃げ切れそうにない!!!!
それでも俺は必死で逃げた。しばらく走っていると急に塊から悲鳴が聞こえた。
「ふぎゃぁぁぁっ!」
???俺は恐る恐る後ろを振り返ると、塊はずっと遠くに逃げていった。
「ちょっと、あなた大丈夫?」
今度は前からいきなり声をかけられた、驚きのあまり俺は思わずその場で尻餅をついた。
と・・・恐る恐る顔を上げてみると・・・
「ほら、大丈夫?立ちなさい、あの妖怪はもう退治したわよ?」
「あの~・・・えっと・・・え?コスプレ???」
俺は思わず、突拍子のないことを言ってしまった。目の前にいたのはどう見ても
博麗霊夢のコスプレをした人にしか見えなかった。
「ハァ?こすぷれ???何それ?そんなことよりあなた、外の人間でしょ?
ここは危ないから早く外に帰りなさい、連れて行ってあげるから」
「ちょっと待ってくれ、混乱してる。」
俺は立ち上がり、しばらく考えた・・・コスプレを理解できてない事と
「外の人間」という言葉、俺も幻想郷入りしてしまったということでいいのだろうか?
確かに幻想郷入りは俺も夢見たことはあるし、気にはなっていた。
となれば急いで外の世界に帰りたいという気持ちもあったがそれ以上に
この幻想郷をもっとちゃんと見てみたいという気持ちが強くなった。
「・・・あなた博麗霊夢?」
「ぇえ、そうよ。さっきの妖怪はルーミアね、あなた食べられるとこだったわよ」
やはりルーミアだったか。しかし、本当に真っ黒な塊で中にいるであろうリボンをつけた
かわいらしい姿は確認できなかった・・・あの塊だと本当に恐ろしい。
「・・・なぁ、俺この世界のこと少しは知ってるんだ。ただ実際に見たことがない。
だから少し見せて欲しいんだ。この世界を」
「はぁ・・・あなたもそうなのね、最近はそういう人間が多くて困ってるのよ。
ほとんどの人間がそうやって幻想郷に来て帰れなくなってるのにね。」
帰れなくなってるというのは、つまり人間の里で生活しているかさっきのルーミアのような
妖怪に食べられたかどっちかだろう。俺はどうなるだろうな
「まぁいいわ、とりあえず神社に来なさい。そこで少しお茶でも飲んで考えなさい。」
~次回へ続く~
あ、どうも、ぷいにゅうです。え~っといきなりなんのこっちゃな内容でスイマセン。
ついに書き始めました「幻想郷入り」小説。
今まで、書こうかな~なんて思いながらずっと書かなかったのですが、思い切って書いてみました。
ただし、これにはちょっと注意があります。ぷいにゅうはニコ動にあげたりしません。
あげるのは面倒というのもありますが、皆さんからの希望を聞き入れるというスタンスがちょっと
難しいと判断しました。(幻想郷入りシリーズは読んでる人の希望を入れながら進むストーリーが多いです)
あくまでぷいにゅうだけの妄想ということになりますがあしからず。
なので、このブログ内だけで進めていきます。あと、気分でやってる部分もあるので、いきなり
打ち切りとかあるかもしれません。とりあえずの完結は迎えたいと考えていますが
いきなり不自然な完結になったりするかもですので、その辺はあしからず。
逆に無駄に長くなる可能性もありますがw
もちろん、感想はいつでも受け付けます。コメント欄までどうぞ。