こちらでは私のテキストの鉄欠乏性貧血と鉄芽球性貧血の内容について、

より理論的に解説をしていきたいと思います。

 

 

 

 

薬学(病態・薬物治療) のテキストの該当ページを見ながら勉強の息抜きに見てください。

※図やイラストは手間取るので、この記事では省きます

 

 

 

 

まず前提知識として、

トランスフェリン⇒トランス(輸送するという意味)⇒鉄輸送たんぱく

フェチン鉄(Fe)着する⇒貯蔵鉄

血清鉄⇒トランスフェリンと結合している鉄

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄欠乏性貧血で覚えるべき内容は

・小球性低色素性貧血であること

・トランスフェリン上昇

・フェリチン低下

・血清鉄低下

 

 

 

 

鉄芽球性貧血で覚えるべき内容は

・トランスフェリン低下

・フェリチン上昇

・血清鉄上昇

 

 

 

 

検査所見が特に薬剤師国家試験に出るのですが、

丸覚えでも構わないです。

覚え方はテキストの方に記入しています。

論理的に把握するとなると、

 

 

 

 

鉄欠乏性貧血の場合、

そもそも鉄が欠乏しているので、

トランスフェリンに結合できる鉄も、

貯蔵できる鉄ももちろん不足しているので、

 

 

 

 

・フェリチン低下

・血清鉄低下

この2つは当然のこととしてわかります。

 

 

 

 

鉄の量が少ないと、フィードバック機構によって、

トランスフェリンにより鉄をもっと運ぼうとするので、

トランスフェリンの量は上昇します。

 

 

 

 

続いて、鉄芽球性貧血については、

鉄芽球性貧血⇒鉄が上手く利用できない事による貧血

であるので、鉄自体はあるのですが、

それをうまく利用できていない状態

 

 

 

 

つまり、

・フェリチン上昇

・血清鉄上昇

この2つは上昇している事がわかります。

 

 

 

 

そして、鉄欠乏貧血の時は、

鉄が欠乏しているので、フィードバック機構によって、

トランスフェリンに鉄を運んできてもらおうとすることで、

トランスフェリンが上昇しましたが、

 

 

 

 

鉄芽球性貧血の場合は、

鉄自体はあるので、鉄を運んできてもらう必要はなく、

トランスフェリンは低下します。

 

 

 

 

そんな感じです。余裕でしょう。

症状や薬物療法の覚え方についてはテキストの方で確認してください。

 

 

 

 

 

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