2024年度、第109回薬剤師国家試験の受験お疲れ様でした。

気温もそんなに寒くなく、

過ごしやすい気候で良かったかと思います。

 

 

 

 

2日目もそんなに例年と比べて難しいという事もなく、

特別に簡単と思う事もなく、

例年通りの難易度であったと思います。

 

 

 

 

ちょっと新薬が出たり、これを出すのはどうなのかという知識もありましたが、

そういう問題も既存の知識からの紐づけで正答にたどり着けるように作成されていますので、

基本は国試は、既存の知識の定着率をいかに上げるかのゲームだと思います。

 

 

 

 

誰も知らないような、大学でも習わないような知識を問う問題の場合は、

誰も分からないので、正答率が20%以下なんて事になってしまいますが、

正答率が20%を切るような問題は悪問であると思います。

 

 

 

 

実際、国試過去問を見てもわかるように、

正答率20%以下の問題というのはほとんど無いですので、

新たな知識を問うような問題であったも、

既存の知識からの紐づけで解けるように大抵はなっています。

 

 

 

 

今回の109回薬剤師国家試験の合格最低点(ボーダー)については、

例年とさほど変わらないかと思います。

 

 

 

 

103回: 217点
104回: 225点
105回: 213点
106回: 215点
107回: 217点
108回: 235点

 

 

 

 

こんな感じで直近6年間の合格最低点は推移していて、

去年の第108回は外れ値なので、除外をして考えるとして、

今回の109回は例年通りの難易度であったと考慮すると、

215点くらいになるのではないかと思います。

 

 

 

 

現状で言える事としては、

225点以上取れていれば合格を確信していいかと思います。

合格最低点が225点より高くなるほど難易度が低い試験ではなかったかと思います。

 

 

 

 

今週中にはだいたいの合格最低点の目途は出るかと思いますので、

とりあえず225点以上取れていた人は一安心で、

215点前後の人は微妙ですが、特には何もできない状況であると思います。

 

 

 

 

合格ラインに際どい人はこの期間はしんどく、

どんな気持ちでいればいいか分からないかと思いますが、

あと1週間くらいで結果はある程度分かりますので、

そんな深く考えずに、落ちた場合どうしよう、受かった場合どうしようと考えるのでいいかと思います。

 

 

 

 

あと薬剤師の免許を取るのに1年かかると考えると大きいですが、

人生単位で見たらそんなに大した事もなく、

3人に1人は国試浪人をしていると気軽にひとまず考えるといいかと思います。

 

 

 

 

薬剤師国家試験はそんなに難しい試験ではなくて、

正しい手順、正しいやり方で勉強をすれば、

誰でも取れるような試験になっていますので、

万が一109回で不合格が確定した人も、着実にやれば来年には堅く合格できるかと思います。