動態学会の年会プログラムを見ました。
興味あるのは最終日かなあ。2つの面白い企画が同時にあるようですね。
フォーラム2006では、「ヒト代謝物による毒性試験、臨床試験(分子イメージング、マイクロドーズ試験)」などが議論されるようです。若手研究者シンポジウムでは、「蛋白発現・機能のダイナミズムー基礎研究と臨床・創薬との接点」というタイトルで、アカデミア研究者を中心に最先端研究が紹介されるみたいです。
企業からの参加者の大部分は、フォーラムに出るんでしょうね、きっと?でも入社して数年以内なら、若手シンポの方に興味があるかもしれないしねえ。上司からフォーラムに出ることが強制されるでしょうか?
ところでマイクロドーズ試験がどんどん動くようになると、IVIV予測や、動物からの予測などもあまり必要なくなるのでしょうか? でも、マイクロドーズ試験でも費用がかかるので、10候補化合物を実施するほどの余裕のある国内の会社はあまりないでしょうね。ていうことは、予測は大切な方法として残ると思います。ヒトに固有の代謝物を実際にヒトに投与して検出できるのは強みですね。しかし、ヒト肝細胞では検出できない代謝物がマイクロドース試験で検出できることがあるのでしょうか? 誰か実例を知っていますか?