動態学会の年会プログラムを見ました。


興味あるのは最終日かなあ。2つの面白い企画が同時にあるようですね。


フォーラム2006では、「ヒト代謝物による毒性試験、臨床試験(分子イメージング、マイクロドーズ試験)」などが議論されるようです。若手研究者シンポジウムでは、「蛋白発現・機能のダイナミズムー基礎研究と臨床・創薬との接点」というタイトルで、アカデミア研究者を中心に最先端研究が紹介されるみたいです。


企業からの参加者の大部分は、フォーラムに出るんでしょうね、きっと?でも入社して数年以内なら、若手シンポの方に興味があるかもしれないしねえ。上司からフォーラムに出ることが強制されるでしょうか?


ところでマイクロドーズ試験がどんどん動くようになると、IVIV予測や、動物からの予測などもあまり必要なくなるのでしょうか? でも、マイクロドーズ試験でも費用がかかるので、10候補化合物を実施するほどの余裕のある国内の会社はあまりないでしょうね。ていうことは、予測は大切な方法として残ると思います。ヒトに固有の代謝物を実際にヒトに投与して検出できるのは強みですね。しかし、ヒト肝細胞では検出できない代謝物がマイクロドース試験で検出できることがあるのでしょうか? 誰か実例を知っていますか?

行ってきたよ。 マドンナのコンサートツアー。


2006年度最高のコンサート・ツアー売上げを記録することが確実な“コンフェッションズ・ツアー”が、ついついに、最終公演地の日本へやってきました。まさにプラチナチケットをゲット!


もちろん東京ドームは超満員(5万人)。暗闇の中から彼女が現れた時の演出のすばらしさと、ドームがふるえる歓声は、もう信じられない2時間よ。1958年生まれだから……え~っ48歳!? It can't be ! エネルギーに満ちた歌とダンス、そしてそれを2時間連続で聞かせ続け、且つ飽きさせない演出――。マドンナだけでなく、そのプロジェクトを支えるプロ集団の実力もここにあり!


もし自分がステージに立っていたらと思うと……ありえない。10分ですら踊るスタミナないし、あの観衆に飲み込まれてしまうことは間違いない(古!(^^ゞ ) いやもうホント、強靭な精神力とはほど遠いです、ハイ。


ネットで調べたら、こんなのがあった。

”グラミー賞やアカデミー賞など、賞のつくステージでのパフォーマンスはいつも極度に強張った表情の彼女を見ることが出来る。あれほどのベテランになりながら、マドンナは常にギリギリのテンションを保ち、自意識過剰の人間にしか理解できない強度の緊張という精神状態で臨んでいるのだ。プライドが高い、厳しい、扱いにくいなどと言われるマドンナだが、私はプロとして彼女が大好きだ。真面目に音楽をやってきたからこそ、彼女は数え切れない記録や栄光を残してきた。スーパースターは一日にして成らず。”(山添まりより)。


これが、動態・DDSとどういう関係かって? (;^_^A まずは、この感動を、誰かに伝えたかったのですヨ。それと、これほど長年にわたってのスターでありながら、常に新しい領域を開拓していこうという精神への賛辞かなあ。思わず自分にも言い聞かせてしまっていた。頑張ろう。


時に日常を離れた感動を味わうこと、病みつきになりそうです。

はじめてブログをたちあげることにしました。薬物動態と創薬全般についての情報、私見を掲載していきたいと思っています。 乞う叱咤激励。


早速ですが、先日の第8回 製剤研究フォーラム; 創薬・創剤と臨床の架け橋ー薬物動態・製剤研究に期待されるものー(9月15日、京都)に参加した印象記。

このフォーラムは、万有生命科学振興国際交流財団が主催し今年で8年目のもの。残念ながら、今年でこの形式での開催が終了するとのこと、残念 !今年は、企業の先生方の発表で、現場の問題点が具体的に取上げられていて良かった。また、病院薬剤部の先生方の講演も、添付文書の書き方がいいかげんであること、TDMの問題点などを具体的に指摘され、かつそれに対して具体的に行動する姿勢が示され、今後に期待したい。