当日の夕方
彼から
「お泊まりしに行っていい?」と
メッセージが届いた



本当は
ちょっと嫌だったけれど
断っても
また言われるだろうと思い
「いいよ」と返信した



「えっちは無理。
 それでも構わないなら
 来てもいいよ」

そうはっきりと伝えた



彼は笑っていた

「それはあとで考える~(笑)
 取りあえず行くよ」と



今の私にとって
性行為がどれだけ苦痛か…

身体だけじゃなく
精神的にも
無理だということを
彼は全く
わかっていなかった



ムードを作れば
私がその気になるとでも
思っていたのかな



でも私は本気だった

だから
キスをされて
彼の手が伸びてきても
「無理」と断った

すると彼は
また笑いながら言った

「するのが無理なら
 口で
 してくれてもいいよ?(笑)」





そうじゃないんだよ…

私はそういうことも
引っくるめて
「したくない」と
言っているんだよ…

したかったら
とっくに頑張ってるよ…

何故わからないかな…



もう彼の何もかもが
面倒臭かった



今の彼は
私が大好きだった彼ではない

そう思ってしまったことが
自分でも残念だった