(国内)今日の注目ニュース5選 2024年6月24日(月) | 初心者と学ぶ株式投資

初心者と学ぶ株式投資

ご覧いただきありがとうございます!
このブログでは投資初心者の私が日々の株式市場の様子や株式投資に対する様々な疑問を1からわかりやすくまとめていきます。
いいねやコメント、フォローなどもお待ちしております!

 

今日の注目ニュース(1) 

炎日本株ブーム失速、外国人投資家が慎重姿勢強める-4週連続売り越し

 

今年に入ってからの日本株の記録的な騰勢は、すでに遠い記憶になりつつある。特に目立つのが外国人投資家による売りだ。

コーポレートガバナンス改革や日本銀行の金融政策見通しが依然不透明であることを理由に、シティグループやアバディーンなどは日本株に対して悲観的な見方を強めている。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のファンドマネージャー調査によれば、回答者の約3分の1は日本株がピークに達したと考えている。

数カ月前に日経平均株価を史上最高値に押し上げる原動力となっていた外国人投資家だが、最近では6月14日までの4週連続で売り越しとなった。東京証券取引所のデータによれば、これは昨年9月以来の長さとなる。

日経平均は3月22日に史上最高値を更新して以来、失速が鮮明となっている。3月22日以降の下落率は5.6%。同期間のMSCIアジア太平洋指数が1%高、S&P500種株価指数が4.4%高となっているのとは対照的だ。

IGマーケッツのアナリスト、ヘベ・チェン氏は「今年の日本株に対して見られた当初の楽観論は、明らかにスピードバンプにぶつかっている」と指摘。「投資家は、日本株の上昇要因が持続可能なのかどうか自問自答している」と述べた。

 

 

この記事の全文                  日本株ブーム失速、外国人投資家が慎重姿勢強める-4週連続売り越し             

 

今日の注目ニュース(2) 

炎円が対ドルで2カ月ぶり安値、160円を意識-神田財務官発言に反応薄

 

24日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで約2カ月ぶり安値を更新している。米国の好調な経済指標を受けて円安・ドル高が進んだ先週末の流れが継続。財務省の神田真人財務官が24時間いつでも介入の準備があると円安をけん制したが、市場の反応は限定的で1ドル=160円台への下落を意識した動きが続いている。

りそなホールディングス市場企画部の井口慶一シニアストラテジストは、前週末の円安進行は160円を視野に入れた投機的な円売りの印象だとし、「市場は円売りしたがっている」と指摘。きっかけ次第ではきょうにも160円台に下落するとの見方を示した。

神田財務官は24日、159円台後半への円安進行について、過度な変動は国民経済に悪影響を与え得るとし、そうした場合には適切に行動すると述べた。足元の円安が過度な動きかどうかは明言を避けた上で、「特定の水準は考えていない」と発言。経済のファンダメンタルズに沿った動きかどうかが重要で、「100円だろうが200円だろうが関係ない」とした。

米財務省が20日の外国為替報告書で為替監視リストに日本を追加したことについては、経常収支や貿易収支などの基準に機械的に照らして認定されただけだとして「それ自体が問題があるということではない」と話した。

 

 

この記事の全文                  円が対ドルで2カ月ぶり安値、160円を意識-神田財務官発言に反応薄             

 

今日の注目ニュース(3) 

炎債券は下落、円安進行で日銀の早期政策修正を警戒-日銀オペ据え置き

 

24日の債券相場は下落。為替市場で一段と円安が進行したことを受けて、日本銀行が早期の政策修正に踏み切ることが警戒されている。日銀は定例の国債買い入れの金額を前回から据え置き、相場の支えになっている。

日銀が公表した6月の金融政策決定会合の主な意見では「次回会合に向けてもデータを注視し、目標実現の確度の高まりに応じて、遅きに失することなく、適時に金利を引き上げることが必要」といった意見や、国債買い入れは「市場参加者の見方を確認するプロセスを踏んだ方が、よりしっかりとした規模の削減ができる」といった意見が出た。

次回会合へデータを注視、適時に金利引き上げが必要-日銀意見

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、日銀の政策修正観測により債券相場の上値は重いと指摘。7月9、10日に開かれる日銀の債券市場参加者会合までは投資家の様子見姿勢が続く可能性が高いとみる。

 

 

この記事の全文 債券は下落、円安進行で日銀の早期政策修正を警戒-日銀オペ据え置き

 

今日の注目ニュース(4) 

炎物価に上振れリスク、データ注視し「適時に利上げを」との声=6月日銀会合

 

[東京 24日 ロイター] - 日銀が13―14日に開いた金融政策決定会合では、物価の上振れリスクが出てきているとして、次回会合に向けてもデータを注視し「目標実現の確度の高まりに応じて、遅きに失することなく、適時に金利を引き上げることが必要だ」との意見が出ていたことが明らかになった。

国債買い入れ減額については、同会合で具体案を決めるよりも、市場参加者の見方を確認するプロセスを踏んだ方が「よりしっかりとした規模の削減ができる」との意見が出ていた。

日銀が24日、決定会合で出された「主な意見」を公表した。

追加利上げを巡っては、見通しに沿った物価の推移が続く中、「コストプッシュを背景とする第2ラウンドの価格転嫁によって物価が上振れる可能性もある」として、「リスクマネジメントの観点から金融緩和のさらなる調整の検討も必要だ」との意見も見られた。

日銀は6月会合で、今後1―2年程度の国債買い入れ減額計画を次回の決定会合で決めることを決定したもっと見る 

 

 

この記事の全文 物価に上振れリスク、データ注視し「適時に利上げを」との声=6月日銀会合

 

今日の注目ニュース(5) 

炎農林中金の巨額損、金融庁からの指摘生かせず-遅きに失した転換

 

金融庁は農林中央金庫の有価証券運用における外国債券への依存度の高さにリスクがあると指摘し、長年改めるよう促してきた。

米リーマンショックを受けた2009年3月期に保有する証券化商品の減損処理によって5721億円の最終赤字に陥った結果、相対的に安全資産とされる米国債への投資を拡大、金利が上昇(債券価格は下落)してもポートフォリオの迅速な見直しを行わなかった。

収益性の悪化した10兆円規模の外債売却に踏み切ることで、今期(25年3月期)の連結純損益は1兆5000億円の赤字と、わずか1カ月前の予想と比べて3倍に膨らむ見通しを示した農林中金。奥和登理事長は21日、都内で開いた総代会後に記者団に対して「金融環境次第」ではさらに赤字幅が膨らむ可能性を否定しなかった。

「想定と異なる方向にマーケットが動いた時は、早めの処理が必要だ」とブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の伴英康アナリストは指摘する。農林中金についても「後講釈にはなるが、もう少し早めに決断をした方が良かった」と述べた。

 

 

この記事の全文                  農林中金の巨額損、金融庁からの指摘生かせず-遅きに失した転換