パートナー探し
離婚して数年が過ぎたころ
子どもたちから聞かれました
「誰かいい人いないの？」
「結婚してもいいよ」
三人が三人とも
同じセリフで
個々に聞いてきたことがあります
たぶん
三人の間で
こっそり話し合って
私が
他の人と結婚してもいいのではないか
という結論に至ったのだと想像しました
背景にあるのは
朝から晩まで貧乏暇なしのごとく働いて
疲れ果てている母親を見て
みじめに思ったのでしょう
当時
お付き合いするような男性はいませんでしたし
（いや・・今もですが
）
まして誰かと結婚なんて
まったく考えもしませんでした
日々の生活を維持することに必死でしたから
同じ時期
バツイチの友人から
お見合いパーティに行こう！
と誘われたことがあります
彼女は
老後が心配だという理由から
お相手探しの真っ最中
ひとりじゃ行けないから
一緒に行ってほしいと頼まれて
何となく行ってみたのです
会場はホテルの会議室だったと思います
参加者は男女合わせて２０人くらい
椅子が輪の状態で並んでいて
男女向きあってすわり
一人につき
数分の自己紹介をしたら
男性がお隣の席にずれて
次の人とお見合いする・・・
といった流れでした
ひととおり自己紹介が終わると
フリータイムとなり
お茶を飲みながら歓談
気になる人がいたら
話しかけてみる・・・
ここで私は
決定的なことに気づいたんですよね～
私は
超が付くほどの
「めんくい」だという事実
相手を顔で選んでしまう習性があります
小さいころから変わらず
現在に至る
初恋は郷ひろみさん
これほどかわいい人間がこの世にいるのか
マジで驚きました
お次は原田真二さん
パット・マッグリンさん
沢田研二さん
もうね～
顔が好みでないとダメ
こう言っちゃーなんですが
夫も顔で選んでいますから～～～
夫の場合ですが
顔に惚れてしまい
性格を見抜くことができなかった～（←ここは失敗）
お見合いパーティーの参加者に
顔が良くてときめくような男性が
いれば良かったのですが・・・
いなかったですね～
というか
そういう男性には
とっくに彼女がいるはずですもん
ちょっと考えたらわかることでした
会社にいる
年齢の高い独身男性を
何人か想像してみてくださいな
そういうことですよ～
↑どの口が言っとるんじゃー
あと
友だちに
知り合いを紹介してもらった時も
だめでした
第一印象がね～～～
（←アホ）
贅沢が言える立場じゃないのはわかっています
子持ちの貧乏女ですから
ほんと
お相手探しはむずかしいです
奇跡的に
私のことを
子持ちでも良いから
と言ってくれる人もいましたが・・・
再婚しようと考えなかったのは
理由があります
大事な大事な子供たちを守るため
です
もし
私に好きな人ができて
再婚して
一緒に住むようになったとして
これは想像ですが・・・
その人と子供たちの関係は
どうなるだろう
子どもがその人に遠慮して
わがままも言えない
そんな環境になるのではないか
その人が
最悪
「しつけ」だと言って
子どもたちに暴力を振るうとしたら
それだけは
絶対に
絶対～～～に
避けたかったのです
偏見かもしれない
再婚して幸せに暮らす人も大勢いる
でも
私が再婚を考えなかったのは
再婚することで
子どもたちが
心に受けるであろう
ストレスと
得られるであろう
多少の生活の安定を
天秤にかけてみた結論は・・・
貧乏でもいい
子どもたちと
今までどおりの生活をしたい
と
断然思ったからなのです
つづく
