病院を終えて
病院の駐車場でひとまず落ち着かねばと、深呼吸。
まずは、長男に連絡しておこう。
私には夫がいません。
20年前に離婚して、今は団地で一人暮らしです。
子供は3人いますが、みな独立してそれぞれの場所で暮らしています。
長男に連絡すると驚いて、心配だから今夜は泊まると言ってくれたのですが、
それも落ち着かないし、大丈夫だからと断って、一人でいました。
午前中のような大きなしびれもなくなっていたし・・・大丈夫なのかも⁉
→かすかな希望
病院の先生が言った、
「しびれっぱなしになったら救急車を呼んでください!」
この言葉が頭をこだまし、
しびれていないかどうか、何度も指や顔を触りながら眠れぬ夜を過ごしました。
不安なまま朝をむかえ、改めてしびれを確認したところ、
鼻から右のほほの感覚が鈍いことに気づき、
「これはヤバいのではないか⁉」
昨日行った病院に電話して、症状を伝え、
すぐにMRIが撮れないか確認してほしいとお願いしました。
返事は、
「予約でいっぱいで無理です。隣の県の病院なら・・・」とのこと。
こんな状態で隣の県まで行けるわけないだろう!
と、内心思いましたし、この病院に限界を感じたので、
こちらの病院にはお礼を言って丁寧にお断りをしました。
あきらめて、自力で何とかすることに
すぐにスマホで調べ、救急の脳神経病院に連絡すると、
受付の人から電話を代わった看護師さんが、私の症状を聞くと慌てた様子で、
「すぐに来てください!」
もう、この一言で救われ、救急病院に行くことに。
悲しいかな、私は今まで、なんでも一人で考えて解決しながら生きてきたので、
人に頼ることを忘れてしまったようです
でも、この時ばかりは、長男に頼って付き添ってもらいました
時間は朝の9:00過ぎ
最初のしびれから24時間が経過していました。
次は、救急病院の素早い対応についてお話します。
つづく