おばさんが送ってくれたいちご
備忘録として始めた
私の体験談は
ほぼ出し尽くしましたので
このへんで
いったん終了しようと思いますが・・・
実は
まだまだ終われませんでした
書いておきたい方たちがいました
最後に
優しかったおばさんたちの話をして
締め括りたいと思います
思えば
どん底生活の中
私の身内はもちろん
元夫の両親・兄弟も冷たかったです
夫にはお兄さんがいますが
離婚してから一度も連絡がありません
私もしていませんけど・・・
世間的に
ちょっとだけ名の知れた方
皆
降りかかる火の粉は
避けて通りたいでしょうから
仕方のないことです
誰も頼る人がいない
そんな毎日でしたが
唯一
心配してくれるおばさんが二人いました
元夫の叔母に当たる方たちです
離婚したとき
私と子供たちの今後を
一番心配してくれたのはこのお二人です
責任を取らない元夫に変わり
年金の中から
毎月一万円を振り込んでくださいました
これは
一番下の子が高校を卒業するまで続きました
本当に本当にありがたかったです
その他
定期的に送られてくる
季節の品(果物やお菓子等)も
うれしかったです
子どもたちも
とても楽しみにしていました
あるときのことです
子どもが熱を出し
何も食べられない状態で困っていると
それを知っているかのように
絶妙なタイミングで
送られてきたいちご
何も食べられなかった子どもが
「おいしい~」と言って食べるという
偶然なのか・・・
同じようなことがよくありました
そのたびに
きっと
気持ちが通じているんだなぁ・・・
漠然とですが
そんなふうに感じました
前世は
血のつながった親子だったのではないか
苦しい日々でも
時々感じさせてくれる喜びや
感謝があったからこそ
頑張れたんだと思います
ありがとうございました
今でも感謝でいっぱいです
遠くに住んでいるので
離婚してから20年以上
お会いできていませんが
心はとても近くに感じます
どうか
長生きしてください