acer Aspire one に VineLinux4.2 を CDを使わずに USBフラッシュメモリからインストールする

Windowsしかない環境からでもインストール出来ます。

acer Aspire one とは

acer Aspire one
NetBookと言われる小さなノートPC
ディスプレイ : 1024x600
CPU : intel Atom N270 1.6GHz
メモリ : 1GB
HDD : 120GB
ROMドライブ : なし
LAN : 有線あり 無線あり
USBポート : 3
OS : Windows XP
日本エイサー Aspire one スペック のページ


パーティションを切り直す

HDDが120GBもあるのに、思ったとおりCドライブ1個しか切っていない仕様。。。
正確には、リカバリー5.85GB。Cドライブ105.94GBとなっていました。

/dev/sda1  fat32  5.85GB (*リカバリ領域)
/dev/sda2 ntfs 105.94GB boot (*WindowsXP領域)


パーティションツールにはいろいろありますが、今回は PuppyLinux4.00.4jp の Gparted を使用しました。
ROMドライブがないPCで、USBフラッシュメモリから起動できるPuppyLinuxは助かりました。
PuppyLinuxをUSBフラッシュメモリにインストールする仕方は、公式ページを参考にしてください。

PuppyLinuxの入ったUSBメモリを挿してから電源を入れると、起動画面の acerロゴ 起動画面で F12 を押し、boot場所を聞いてくるので、USBを選びPuppyLinuxを起動する。


Gpartedでパーティションを切り直す

WindowsXP領域の /dev/sda2 を消す。
(* /dev/sda1 リカバリ領域なので絶対に消さない!)
WindowsXP領域は後でリカバリ出来るので削除してから、新たに切り直す。

(Gpartedはいくつも作業を指定して、まとめてApplyAllOperationsで実行するが、1個ずつ実行する方が上手くいきました。)

/dev/sda2 を削除する (Apply All Operations で実行)
30GB 30720MB ntfs で sda2 を作成する (Apply All Operations で実行)
45GB 46080MB fat32 で sda3 を作成する (Apply All Operations で実行)

残りの30.94GBを拡張パーティションにする
30.94GB 拡張パーティション sda4 を作成する (Apply All Operations で実行)

拡張パーティションの中に linux パーティションを作成する
15GB 15360MB ext3 sda5 を作成する (Apply All Operations で実行)
15GB 15360MB ext3 sda6 を作成する (Apply All Operations で実行)
残り全部 945MB linux-swap sda7 を作成する (Apply All Operations で実行)

作業が終了したら、再起動して acerロゴ の起動画面で Alt+F10 を押し、
WindowsXPをリカバリする。


WindowsXPの再セットアップは適当に済ませてください。
VineLinux4.2をインストールすることが先です。


VineLinux4.2をUSBフラッシュメモリからインストールする

ROMドライブの無い Aspire one へ、どのようにVineLinux4.2をインストールをするか?というと、2本のUSBフラッシュメモリを使用してインストールを行いました。
書き込むファイルは2つあり、ダウンロードしてそれぞれUSBフラッシュメモリに1つずつ書き込むので、それに見合った大きさのUSBフラッシュメモリを用意する。
diskboot.img (6MB)
Vine42-i386.iso (648.7MB)

注意)この2本のUSBフラッシュメモリは、きちんとフォーマット(FAT32)しておくこと!

1) ファイルのダウンロード

どこかのringサーバーのVineLinux4.2の中から
「diskboot.img」 と 「Vine42-i386.iso」 をダウンロードする。
http://www.ring.gr.jp/archives/linux/Vine/Vine-4.2/i386/images/
http://www.ring.gr.jp/archives/linux/Vine/Vine-4.2/CDIMAGE/

2) diskboot.img の書き込み

diskboot.imgを書き込むには、ddコマンドを使う必要があります。
$ df
/dev/sdb1 **** **** /media/disk
(USBフラッシュメモリがどこに認識されているか確認する。
私の母艦VineからUSBフラッシュメモリが sdb1 として認識されていますが、
それぞれ環境によって変わります。)

# dd if=/home/user****/diskboot.img of=/dev/sdb
(USBフラッシュメモリへ書き込み。sdb1でもsdbと数字なしで指定します。)

書き込んだ後のUSBフラッシュメモリの中は、こうなっています。

diskboot.imgを書き込んだUSB

**Windows からの場合**
WindowsからUSBメモリフラッシュへ書き込む場合は、「DDforWindows」を使う。
http://www.si-linux.co.jp/wiki/silinux/index.php?DDforWindows

DDforWindowsのスクリーンショット

WindowsVistaから起動するには管理者権限が必要なので、「DDWin.exe」のアイコンを右クリックして「管理者として実行」から起動する。

DDforWindowsの起動


3) Vine42-i386.iso の書き込み

Vine42-i386.isoの書き込みは、ドラッグ&ドロップで良い。
(1つのVine42-i386.isoファイルが見えている状態で良い。)

Vine42-i386.isoを書き込んだUSB


4) インストール作業

「diskboot.img」を書き込んだUSBフラッシュメモリを Aspire one に挿し込み電源ON。
「acer起動ロゴ画面」で「F12」を押し、「USBフラッシュメモリから起動」する。

vine_install_1

vine_install_2


VineLinux インストール画面 が出たら成功!
boot:
(そのまま ENTER を押すとインストールの準備が始まる。)
vine_install_3


「言語」と「キーボード」を選択する。
「↑」「↓」「TAB」で選択、「SPACE」で決定。

vine_install_4

vine_install_5


ここまで進んだら、「Vine42-i386.iso」を書き込んだUSBフラッシュメモリを挿し込む。
3秒ぐらいでUSBフラッシュメモリのLEDが点滅したりするはず。
そして、下↓の画面で「ハードドライブ」を選択して進む。

vine_install_6


この↓画面で「Vine42-i386.iso」を書き込んだUSBフラッシュメモリ「/dev/sdc1」が、リストの中にあればOK。
もし、リストの中になければ上↑の画面に戻り、またこの↓の画面に進めばリストの中に出てくるはず。

vine_install_7

パーティションリストから「/dev/sdc1」を選択し、イメージを含むディレクトリに「 / 」(スラッシュ)を入力して進む。


vine_install_8


おめでとうございます。 VineLinux4.2をインストールする準備が整いました。


インストール時最後の画面解像度の設定

インストール最後に画面の解像度を聞かれます。
とりあえず 800x600 を選んで、グラフィカルログインにしておきます。
インストール終了して、再起動後に横に伸びたように表示される(1024x600に800x600で表示している)が、xorg.confの記述を直すことできれいに表示されます。
$ su
password:
# gedit /etc/X11/xorg.conf
(gedit でも vi でも良い)

Section Screen のところを "1024x600" にする。


/etc/X11/xorg.conf

# XFree86 4 configuration created by pyxf86config

Section "ServerLayout"
Identifier "Default Layout"
Screen 0 "Screen0" 0 0
InputDevice "Mouse0" "CorePointer"
InputDevice "Keyboard0" "CoreKeyboard"
EndSection

Section "Files"
# RgbPath is the location of the RGB database. Note, this is the name of the
# file minus the extension (like ".txt" or ".db"). There is normally
# no need to change the default.

# Multiple FontPath entries are allowed (they are concatenated together)
# By default, Red Hat 6.0 and later now use a font server independent of
# the X server to render fonts.

RgbPath "/usr/X11R6/lib/X11/rgb"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TTF"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/japanese:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Type1/"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/Speedo/"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/cyrillic:unscaled"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi"
FontPath "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi"
FontPath "unix/:7100"
EndSection

Section "Module"
Load "dbe"
Load "extmod"
Load "glx"
Load "v4l"
Load "record"
Load "freetype"
Load "type1"
Load "dri"
EndSection

Section "InputDevice"
# Specify which keyboard LEDs can be user-controlled (eg, with xset(1))
# Option "Xleds" "1 2 3"

# To disable the XKEYBOARD extension, uncomment XkbDisable.
# Option "XkbDisable"

# To customise the XKB settings to suit your keyboard, modify the
# lines below (which are the defaults). For example, for a non-U.S.
# keyboard, you will probably want to use:
# Option "XkbModel" "pc102"
# If you have a US Microsoft Natural keyboard, you can use:
# Option "XkbModel" "microsoft"
#
# Then to change the language, change the Layout setting.
# For example, a german layout can be obtained with:
# Option "XkbLayout" "de"
# or:
# Option "XkbLayout" "de"
# Option "XkbVariant" "nodeadkeys"
#
# If you'd like to switch the positions of your capslock and
# control keys, use:
# Option "XkbOptions" "ctrl:swapcaps"
# Or if you just want both to be control, use:
# Option "XkbOptions" "ctrl:nocaps"
#
Identifier "Keyboard0"
Driver "kbd"
Option "XkbModel" "jp106"
Option "XkbLayout" "jp"
EndSection

Section "InputDevice"
Identifier "Mouse0"
Driver "mouse"
Option "Protocol" "IMPS/2"
Option "Device" "/dev/input/mice"
Option "ZAxisMapping" "4 5"
Option "Emulate3Buttons" "yes"
EndSection

Section "Monitor"
Identifier "Monitor0"
VendorName "Monitor Vendor"
ModelName "LCD Panel 1024x600"
### Comment all HorizSync and VertSync values to use DDC:
HorizSync 31.5 - 65.0
VertRefresh 50.0 - 90.0
Option "dpms"
EndSection

Section "Device"
Identifier "Videocard0"
Driver "i810"
VendorName "Videocard vendor"
BoardName "Intel 945"
Option "DDC" "off"
EndSection

Section "Screen"
Identifier "Screen0"
Device "Videocard0"
Monitor "Monitor0"
DefaultDepth 24
SubSection "Display"
Viewport 0 0
Depth 24
Modes "1024x600"
EndSubSection
EndSection

Section "DRI"
Group 0
Mode 0666
EndSection