世の中に数理統計学の本は沢山ありますが、私は裳華房出版、稲垣宣生(いながきのぶお)著「数理統計学」を使って勉強しています。

(1990年初版、2003年改訂版)

 

 

実はこの本は、数学セミナーという雑誌の2003年8月号で紹介されています。

私はその紹介を見てこの本を買ったわけではないのですが、昔買った数学セミナーを久しぶりに読んでいて気づきました。(;^_^A

 

また、この本は「エフ分布」「ティー検定」のようにアルファベットをカタカナ表記に直しているのがちょっと独特です。

そして数理統計学の本にしては珍しくシャノンの情報量について説明があります。

 

 

もうひとつ、共立出版株式会社の「数理統計学の基礎」(野田一雄(かずお)、宮岡悦良(えつお) 著 1992年)も使っています。

 

 

こちらの本では、回帰分析や分散分析に関してはあまり扱っていません。(129~132ページで少し紹介されています。)

また、この本では確率密度関数(probability density function)のことを略してpdfと言っています。