馬も風景も、どちらも主役である絵姿の、ロケーションを探していました。
普通の牧場だと、柵(さく)が有ったり、鞍を付けてたりで、自然 観が損なわれますが、ここでは,ほとんど自由で 、野生の姿を撮る事ができます。
イメージとしては、野生の馬に水の風景を、からめるです。
この牧場の敷地内には、沼があります。この沼には、色々な野鳥・渡り鳥もきます。すなわち、大自然のロケーションが、すぐそばに有るのです。
この沼に馬達が、日に2~3回水を飲みにくるのです。
時には、こんな光景も撮れます。
又、馬が水草を食べる事が解かりました。
そして、水飲みの時の「馬と光の共演」が!
命の水
「命の水」です!
そしてある時、漁士が日に3回ほど、船を出す事が解かりました。 その船の通った後に・・・
波跡(なみあと)の、あまりの美しさに驚かされました!
その波を、馬達のバックに入れたくて、通いました。 一番の問題は、馬の水飲みの時に、船が後ろを通ってくれるかです。
そして、遂に撮れました。
仲よし
それでは、いよいよ「馬と光の共演」の仕上げです。
私は、以前からこの沼の夕景がすきで、通い撮りつづけていました。
この夕陽に、馬のシルエットをいれたくて、何度も足を運びましたが、馬と夕陽が、うまく絡みませんでした。
実は、日没の頃には、馬は水を飲んで、牧場へ帰っていたんです。これには、困りました。
ところが、ある日あの「ご褒美」が来たんです。
その日、馬達は地方のイベントに出かけ、帰りが遅れ、ドリンク・タイムが夕景に遭遇、遂に完成しました。
馬と光の共演
やっと「馬と光の共演」が、撮れました。あきらめないで、コツコツとやるのが、1番のベストなんですね。
「撮らせてくれたんですね。」 ありがとうございます。
また、今年も馬達と、どんな出逢いがあるか、楽しみです。
北の烏帽子
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