デジタルカメラを初めて6年、最初はフイルムも、並行して撮り、2年ほど、色が出なくて悩みました。
でも、もうフイルムに未練はありません。デジタルカ
メラでなければ撮れない、特長と技と醍醐味に、出
逢いました。
今回は、野鳥をデジタルならではで、ひとひねり!
フイルム時代でも、静止している鳥なら、なんの悩み
もなく撮れましたが、飛ぶ鳥となると大変です。
高速 のシャッター・スピードを保つ為には、ISO の
限界があるので、天気と太陽の条件が必要で、年
に数枚しかOKが出ませんでした。
ここで、デジタル登場で、1発逆転ホームランです!
雨の日、雪の日でもOK!
ポイントが解かりやすいように、あえて同じロケーションで、例を出し説明したいと思います。
まずは、静止している野鳥です。
止まっている時は、ピンが会いやすいので、F5.6で
バックをボカして雰囲気を、出せます。
このように、晴れた日であれば容易に撮れますが、
曇った日には、大変でした。
ここからは、デジタルならではの、ポイントです。
雪の日でもOK!
この様に、暗い天気でも雪を止める事ができます。
いよいよ、飛ぶ鳥の表現です。
最初は、F5.6で日本画調の野鳥を表現です。
次は、シルエットで!
そして、羽を透かして!
デジタルカメラの醍醐味です。
しかしながら、F5.6だと鳥のピンが浅いんです。
そこでF16に、これがデジタルの特権です。
まずは、濃い(暗い)めのバックのロケーションを、
考えてチャンスを待ちます。
この状態では、鳥は完璧なのに、F16の為バックが
うるさいので、PCにバックに手を加えます。
ポイントは!
PCでは、色(彩)には手を加えない事をすすめます。
そうでないと、別の絵になってしまうので、簡単な明るさ、コントラスト、シャドウ、ハイライトだけでOKです。
F5.6の絞りでは、ピンが浅かった鳥もF16では鮮明に、撮れました。
バックが白い時は、小さな白はだめ、大きめの白がOK!
鳥本体は、シルエットにして雰囲気をだします。
撮影の前に、カメラを持たずに事前に、色々な
ロケーションを、おさえておく事が大切なんです。
私のお勧めの、最も大事な撮影ポイントは、太陽の
位置です。(順光は最悪)
NO1.は半逆光(斜め45度)、次は逆光かサイド光です。決して、太陽を背にした順光にはしない事、
つまらない百科事典の写真です(野鳥図鑑)。
バックが濃い方が、鳥を(羽根を)透かす事に、成功します。
今年の、これ1番はこれでした。
トリミングを決め!
横位置で仕上げました。ほんの小さな10cmほどの
山雀です。(おまけ付きはキャッチアイ)
今シーズンも、付き合ってくれてありがとうございます。
デジタルカメラは神様です。これからもご褒美を
お願いします。
北の烏帽子
*写真撮影に関しての、プロ仕込みの上達法を、
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