これは49歳小さなBBAの小さな闘いの記録である。

3月半ば頃、知らない番号から社用携帯に着信があり

そこから毎日のように着信、留守電、SMSが来るようになった。

SMSの内容は

架空請求か詐欺の一種でしょ？って放置してたけど

それにしてはしつこすぎる。

もう1ヶ月以上続いている。

相手もまぁまぁマメである。

だんだんストレスを感じるようになり

一度だけ留守電を聞いたら、

自動音声メッセージで折り返し電話を要求される。

自動音声というのがまた怪しさを倍増する。

たまに私用携帯に謎の中国語自動音声留守電入ってるし。

それの仲間かな？と。

気になって電話番号を検索したら

「弁護士法人マーシャルアーツ」

って出てきて調べてみるとこんな感じ

・「闘う弁護士集団」という企業コンセプトを掲げ

　債権回収の分野に特に力を入れている

・電話、郵送、SMSなど様々な手段で督促状の通知を行う

・訴訟も躊躇せず最後まで徹底的に闘うことを表明

・督促状を放置し続けると深刻な事態へ発展するリスクが高まる

闘う弁護士集団

って、なんか物騒すぎる

口コミの評判も良くないものが多く

・折り返し電話したら電話対応が酷い

・高圧的

・全く会話が通じない

とか…口コミを見る限り怖すぎる

でもね、とある日の仕事終わり

着信とSMSが来ているのを見たら

急にイライラしてきて

闘う弁護士と闘ってやろうじゃないの

っていう気になって鼻息荒く（ビクビクしながら）

遂に電話してみた。

夜少し遅い時間だったから出ないかと思ったら

すぐに男性が出て

予想外に丁寧で物腰柔らかい口調…

巻き舌のいかついおじさんに詰められる想定で

こっちも闘う気満々だったのに

あれ？？ってちょっと拍子抜け…

いや、丁寧過ぎて逆に怪しい。

気を取り直して

会社の携帯に身に覚えのない未払金の督促がしつこく来るのですが？

って言ったら

まず謝られて、電話番号を参照してもらうことに。

●▲さん（知らない女性の名前）ではないですか？

と聞かれ、違うと言ったら

こちらの手違いのようです。

何度も連絡してしまい申し訳ございませんでした。

今後は連絡が行かないようすぐに対応しておきます。

と丁重に謝られて、

あっさりと闘いは終わった…

度重なる連絡は確かに迷惑でイライラしたけど

電話対応は全然嫌な感じはしなかった。

こっちの名前を聞かれることもなかったし。

聞かれても教える気はなかったけど。

それから一切連絡は来なくなりました。

解放感ハンパない…！

もし同じような目にあっている人がいたら

（身に覚えのある方はちゃんと支払いましょう）

放置しないですぐに折り返し電話した方が

謎の督促ストレスから解放されて良いかもしれません。

でもこれって、誰かが決済する時に

勝手に他人の番号を使ったってこと？

そんなことある？？

そしてもし折り返し電話しなかったら

いつまで督促は続いたんだろう？

未払金を第三者が回収するって大変な仕事だよね…

そんなに踏み倒す人がいるのかな？

とか、色々気になる。

◆のはらInstagram

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49歳。闘う弁護士と闘った話