ブロ友さんの評判が良いので、
観に行くことにした。
お話は・・・
解説
「僕はイエス様が嫌い」で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史が監督・脚本・撮影・編集を手がけ、池松壮亮を主演に迎えて撮りあげた商業映画デビュー作。
雪の降る田舎町。ホッケーが苦手なきつ音の少年タクヤは、ドビュッシーの曲「月の光」に合わせてフィギュアスケートを練習する少女さくらに心を奪われる。ある日、さくらのコーチを務める元フィギュアスケート選手の荒川は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似して何度も転ぶタクヤの姿を目にする。タクヤの恋を応援しようと決めた荒川は、彼にフィギュア用のスケート靴を貸して練習につきあうことに。やがて荒川の提案で、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習を始めることになり……。
池松がコーチの荒川役を務め、テレビドラマ「天狗の台所」の越山敬達がタクヤ、アイスダンス経験者で本作が演技デビューとなる中西希亜良がさくらを演じた。主題歌は音楽デュオ「ハンバート ハンバート」が2014年に手がけた同名楽曲。2024年・第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に、日本人監督としては史上最年少で選出された。
2024年製作/90分/G/日本
配給:東京テアトル
劇場公開日:2024年9月13日
なんとも優しい作品だった。
映像が繊細で美しい。
一方で、誰も悪くはないけれど、
その人、ひとりひとりの感じ方ですれ違い、
繋がっていたトライアングルが壊れてしまう。
ひとの痛みもしっかり描いている。
ひとの視点(感じ方)を映像で表現していて、
敢えて言葉にしなくても伝わってくる。
音楽デュオ「ハンバート ハンバート」の主題歌があったからこそ
成り立った作品。
エンディングが心に響く。
池松壮亮はこの作品で初めて氷に乗ったそう。
半年係でこの難役に取り組んだ。
専門的に見れば何か言いたいこともあるのかもしれないけれど、
素人の私からすると、その姿勢は美しいと思った。
奥山大史監督、今後の作品、追いかけますよ(^^)
お勧めです♪