ウルトラマンティガ→ウルトラマンダイナの設定リンクまとめ | 赤いてるてる坊主

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ウルトラマンと円盤生物を愛するブニョグ

  



ウルトラマンダイナはウルトラマンティガと同一世界の物語です。
ダイナにはティガの設定やキャラやメカの再登場、ストーリーのリンク等が盛り込まれています。

ティガとは異なる独自の作品カラーを確立し「ウルトラマンティガ2」にはならなかったダイナですが、ティガと地続きの世界としても成立しています。これはなかなか凄いことをやっています。

僕にとってダイナの魅力は「何でもできる」ことです。前作との密接な繋がりも「何でもできる」の一部だと思っています。


そんなティガとダイナの繋がりを自分なりにまとめてみたくなりました。
漏れや間違いがあればご指摘お願いします。
(※twitterで幾つか戴いたので追加しました。ありがとうございましたm(_ _)m)

これを知っていればティガとダイナをもっと楽しめるかも知れない!?




※話数のD=ダイナ、T=ティガ
※ティガ関連は紫文字
※時代設定はティガ2007~2010年、THE FINAL ODYSSEYが2012年、ダイナ2017~2020年


D第1話:新たなる光(前編)
脚本/長谷川圭一 監督/小中和哉 特技監督/大岡新一
ガッツウィング1号が訓練機となっている
GUTSはスーパーGUTSへ再編
サワイ前総監は療養中
マキシマ・オーバードライブがネオマキシマ・オーバードライブに発展、更なる宇宙航行が可能に
・ウルトラマンダイナを目撃した火星基地職員が「ティガ!?」と反応


D第 2話:新たなる光(後編)
脚本/長谷川圭一 監督/小中和哉 特技監督/大岡新一
T第 4話:サ・ヨ・ナ・ラ地球
脚本/宮沢秀則 監督/村石宏實 特技監督/神澤信一
T第48話:闇にさようなら
脚本/長谷川圭一 監督/石井てるよし 特技監督/佐川和夫
リガトロン(『サ・ヨ・ナ・ラ地球』)やメタモルガ(『闇にさようなら』)に狙われた高純度エネルギーがグラレーンに狙われる
・訓練生たちのガッツウィング1号編隊及び教官機ガッツウィング・ゼロがガッツイーグルγ号の援護に駆け付ける


D第 3話:目覚めよアスカ
脚本/吉田伸 監督/石井てるよし 特技監督/佐川和夫
・グロッシーナは10年前GUTSに倒され仮死状態になっていた(ティガ本編では描かれていない)


D第 5話:ウイニングショット
脚本/古怒田健志 監督/原田昌樹 特技監督/北浦嗣巳
T第 4話:サ・ヨ・ナ・ラ地球
脚本/宮沢秀則 監督/村石宏實 特技監督/神澤信一
T第48話:闇にさようなら
脚本/長谷川圭一 監督/石井てるよし 特技監督/佐川和夫
・またしても高純度エネルギーがシルドロンに狙われる

D第16話:激闘!怪獣島
脚本/川上英幸 監督・特技監督/村石宏實
T第26話:虹の怪獣魔境
脚本/右田昌万 監督・特技監督/村石宏實
・オオトモ博士の遺伝子操作によってシルバゴンのクローンが誕生=クローンシルバゴン
・動かないものが見えない弱点を克服したクローンシルバゴンはクローンシルドロンを倒すが、ネオザウルスには敗れた


D第19話:夢幻の鳥
脚本/武上純希(原案/円谷一夫) 監督・特技監督/原田昌樹
T第15話:幻の疾走
脚本/武上純希(原案/円谷一夫) 監督/川崎郷太 特技監督/高野宏一・川崎郷太
マユミ登場、現在はTPC医務局の婦長
ガゾートⅡに襲われ死亡したアオキ・タクマの弟ハルチカが登場
マイクロ波発電システムはクリッターに悪影響を及ぼしガゾートⅡを誕生させてしまったことで撤去済みだが、地下に非常用電力システムが残っていた為エネルギーを欲する姑獲鳥に襲われる
タクマの霊が現れマユミと再会する
『幻の疾走』を意識した演出が随所に見られる
「遠き呼び声の彼方へ(M-62A)」「侵略の予感(M-28)」等ティガBGMを流用
・マユミは第38話『怪獣戯曲』、第40話『ジャギラの樹』、OV『帰ってきたハネジロー』にも登場するがティガ関連のエピソードは特にない


劇場版 ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち
脚本/長谷川圭一 監督・特技監督/小中和哉
T第34話:南の涯てまで
脚本/小中千昭 監督・特技監督/村石宏實
T第52話:輝けるものたちへ
脚本/小中千昭・長谷川圭一・右田昌万 監督/村石宏實 特技監督/神澤信一
・初の平和会議の開催地だったクリオモネス島(『南の涯てまで』ではクリオモネス諸島)でプロメテウスが建造されていた
・アスカはティガも自分と同じように人間が変身していたことを知る
イルマ登場、現在は情報局参謀
・デスフェイサー戦でガッツウィング1号部隊とブルートルネード部隊が全滅
イルマ参謀がGUTSの隊服を着用し専用機でデスフェイサー戦に参加
ウルトラマンティガ復活、かつてガタノゾーアに石化されたティガを蘇らせた光の再現だった(『輝けるものたちへ』)
ウルトラマンティガとウルトラマンダイナが共闘、クイーンモネラを撃破
レナと娘のヒカリ、シンジョウ、ホリイ、ムナカタがイルマ参謀の元へ集まる
「遠き呼び声の彼方へ(M-62A)」「光を継ぐもの(M-13)」等のティガBGMが劇場版用にアレンジ再演奏される


D第29話:運命の光の中で
脚本/吉田伸 監督・特技監督/北浦嗣巳
T第48話:月からの逃亡者
脚本/右田昌万 監督/石井てるよし 特技監督/佐川和夫
メンジェラに壊滅させられた月面基地ガロワが再建されていた
・回想シーン、カズマのプラズマ百式によるゼロドライブ実験の観測機としてスノーホワイト改良機であるスノーホワイト改が登場


D第32話:歌う探査ロボット
脚本/右田昌万 監督・特技監督/原田昌樹
T第43話:地の鮫
T第44話:影を継ぐもの

脚本/小中千昭 監督・特技監督/村石宏實
・スーパーGUTS基地のメインコンピュータをラブモスに乗っ取られ、マイがサイテック社(マサキの宇宙開発企業)の衛星回線を使って基地の現状を調べる
・ラブモスによってコンピュータ制御のTPCメカが吸収されサタンラブモスへ変貌。吸収されるメカにガッツウィング1号、2号、アートデッセイ号が確認できる。
・整備中のためコンピュータ制御を外していたガッツウィング1号をヒビキ隊長が手動で操縦、サタンラブモスを攻撃


D第33話:平和の星
脚本/長谷川圭一 監督/小中和哉 特技監督/佐川和夫
T第34話:南の涯てまで
脚本/小中千昭 監督・特技監督/村石宏實
T第28話:うたかたの…
脚本・監督・特技監督/川崎郷太
T第 5話:怪獣が出てきた日
脚本/小中千昭 監督/川崎郷太 特技監督/北浦嗣巳
T第33話:吸血都市
脚本/長谷川圭一 監督・特技監督/村石宏實
サワイ前総監が火星基地を訪問したと報じる新聞記事
・ティガ時代のTPC警務局長官ヨシオカとヒビキのツーショット写真。ヒビキはヨシオカの元部下だった
(劇場版『THE FINAL ODYSSEY』ではヨシオカの命令でヒビキ教官率いる訓練生時代のコウダ、リョウ、カリヤがGUTSの援護に駆け付けた)
・ナルチス星人の映し出す過去の映像に『うたかたの…』『南の涯てまで』
『怪獣が出てきた日』『吸血都市』のBARとマスターが登場
オノダ記者(『怪獣が出てきた日』『吸血都市』)とハスミ記者のツーショット写真。ハスミはオノダの後輩?


D第34話:決断の時
脚本/吉田伸 監督/小中和哉 特技監督/佐川和夫
・コウダの夢にGUTS時代のムナカタリーダーが登場、過去にGUTS入隊希望のコウダを面接していた
・現在のムナカタはTPC西アジア支部で新人の育成をしている


D第35話:滅びの微笑(前編)
脚本/長谷川圭一 監督・特技監督/村石宏實
T第41話:宇宙からの友
脚本/太田愛 監督・特技監督/北浦嗣巳
T第22話:霧が来る
脚本/長谷川圭一 監督・特技監督/北浦嗣巳
T第47話:闇にさようなら
脚本/長谷川圭一 監督/石井てるよし 特技監督/佐川和夫
シンジョウ登場、TPC宇宙開発局に所属
・シンジョウが乗っていた宇宙船ロムルス3世号は彼の親友イヌイとキノサキが乗っていたロムルス号(『宇宙からの友』)の後継機と思われる
・シンジョウはかつてロムルス号に寄生したエイリアン(イルド)によって親友(キノサキ)が死んでしまった(『宇宙からの友』)ことをアスカに語る
ホリイ登場、TPC科学局に所属
ミチル(『霧が来る』初登場、『闇にさようなら』ホリイと結婚)、息子はツグム、娘はミライ
ホリイ「これがわしの仕事や」(『闇にさようなら』)→ミチル「これがわしの仕事や、でしょ?」


D第36話:滅びの微笑(後編)
脚本/長谷川圭一 監督・特技監督/村石宏實
T第52話:輝けるものたちへ
脚本/小中千昭・長谷川圭一・右田昌万 監督/村石宏實 特技監督/神澤信一
劇場版 ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY
脚本/長谷川圭一 監督・特技監督/村石宏實
ホリイがナカジマとコンビを組み、ティガ時代に開発したモンスターキャッチャーをジオモスに撃ち込む
イルマ参謀はダイナについて核心的な何かを掴んでいるらしい
(『ティガ&ダイナ』でダイナの正体に気付いたと思われる)
・ネオジオモス戦にシンジョウ&ホリイがガッツウィング1号で参加
・シンジョウがホリイに「このコンビ、ニュージランド沖以来だな」(『輝ける者たちへ』ドルファー202での任務)と声を掛ける
・TPC西アジア支部からムナカタのガッツウィングEX-Jが駆け付ける
・西アジア支部にはナハラも所属
シンジョウ、ホリイ、ムナカタはGUTSの隊服を着用
・ヒビキ隊長はムナカタへ「サポート感謝します」と通信する
(『THE FINAL ODYSSEY』ではムナカタがヒビキへ同じ台詞で通信する)
・ウルトラマンダイナ、スーパーGUTS、GUTSの共闘でネオジオモス撃破
「遠き呼び声の彼方へ(M-62A)」「甦る巨人(M-3)」等ティガBGMを流用
・エンディングは「Brave Love,TIGA」のメロオケ



D第39話:青春の光と影
脚本/吉田伸 監督/児玉高志 特技監督/佐川和夫
T第11話:闇へのレクイエム
脚本/武上純希 監督・特技監督/神澤神一
T第46話:闇にさようなら
脚本/長谷川圭一 監督/石井てるよし 特技監督/佐川和夫
・ブラックバスター隊のガッツシャドー登場(ガッツウィング1号にステルス機能やネオマキシマ等の最新技術を搭載した戦闘機)
・生物の能力を異常に増幅させるエボリュウ細胞(『闇へのレクイエム』ホリイの友人リョウスケ、『闇にさようなら』猿を怪獣化させた)をヤマザキが改良し自身に注入、怪獣ゾンボーグと化す
 

D第41話:ぼくたちの地球が見たい
脚本/太田愛 監督・特技監督/川崎郷太
クリムゾンドラゴン小隊が出動しダイオリウスと交戦する(クリムゾンドラゴンの戦闘描写はティガダイナ通して初)


D第42話:うたかたの空夢
脚本・監督・特技監督/川崎郷太
T第28話:うたかたの…
脚本・監督・特技監督/川崎郷太
T第 7話:地球に降りてきた男
脚本/宮沢秀則 監督/岡田寧 特技監督/高野宏一
T第 2話:石の神話
脚本/右田昌万 監督/松原信吾 特技監督/高野宏一
・予告のマイの台詞「死んじゃうとね好きな人と会えなくなるんだよ」(ティガ28話『うたかたの…』マユミの台詞)は本編には無い
レギュラン星人(『地球に降りてきた男』)が大攻勢を仕掛けてくる。スーパーGUTSに通信してきたレギュラン星人はツヴォーカー将軍
ガッツウィング2号(ダイブハンガーから出撃)クリムゾンドラゴン小隊が戦闘に参加
・かつてレギュラン星人の宇宙船を破壊した宇宙ステーション・デルタも登場
・火星基地マリネスにホリイ博士とナハラ司令が所属
・ホリイ博士が開発したロボット・マウンテンガリバー5号
(マウンテンガリバーは『石の神話』でムナカタがティガの名前として提案したが没となった名前)

・キティ小隊の隊長がレナ、小隊の戦闘機はガッツウィング1号
アートデッセイ号のような宇宙船・曙丸が登場、乗員はキャプテンムナカタや<シンジョウ
※なお全てアスカの夢であったため現実のTPCとは大きく異なる


D第43話:あしなが隊長
脚本/右田昌万(原案・満留浩昌) 監督/村石宏實 特技監督/村石宏實・満留浩昌
T第 1話:光を継ぐもの
脚本/右田昌万 監督/松原信吾 特技監督/高野宏一
T第18話:ゴルザの逆襲
脚本/右田昌万 監督/冬木椴 特技監督/神澤信一
霧門岳(『ゴルザの逆襲』)からゴルザⅡが出現する
(『光を継ぐもの』ゴルザ→『ゴルザの逆襲』ファイヤーゴルザ)
ファイヤーゴルザ戦で当時警務局の隊員だったヒビキの無茶な行動がきっかけで仲間を死なせてしまった


D第44話:君を想う力
脚本/右田昌万(原案/円谷一夫) 監督・特技監督/原田昌樹
T第13話:人間採集
脚本/河崎実・村石宏實 監督・特技監督/村石宏實
T第37話:花
脚本/薩川昭夫 監督/実相寺昭雄 特技監督/服部光則
T第29話:青い夜の記憶
脚本/長谷川圭一 監督/原田昌樹 特技監督/大岡新一
T第44話:影を継ぐもの
脚本/小中千昭 監督・特技監督/村石宏實
・人間の恐怖心を利用して幻影を見せる黒い花によってアスカがレイビーク星人(『人間採集』)を見る
・スーパーGUTSへの通報によるとマノン星人(『花』)ナターン星人(『青い夜の記憶』)の幻影も出現したらしい
・黒い花の素粒子が集まり巨大な幻影を生成、幻影は幾つかの怪獣に姿を変えイーヴィルティガ(『影を継ぐもの』)にも変化する


D第45話:さらばハネジロー
脚本/川上英幸 監督・特技監督/原田昌樹
T第14話:放たれた標的
脚本/中崎一嘉・村石宏實 監督・特技監督/村石宏實
・ファビラス星人の一人がムザン星で手に入れた魔石の影響で凶暴化、デビルファビラスへと変貌


D第46話:ンダモシテX
脚本/右田昌万・武上純希(原案/京本政樹)、監督・特技監督/北浦嗣巳
T第48話:月からの逃亡者
脚本/右田昌万 監督/石井てるよし 特技監督/佐川和夫
T第52話:輝けるものたちへ
脚本/小中千昭・長谷川圭一・右田昌万 監督/村石宏實 特技監督/神澤信一
・コスモアドベンチャー部隊のハヤテ隊長(『月からの逃亡者』『輝けるものたちへ』では月面基地ガロワ隊長)が登場


D第49話:最終章Ⅰ 新たなる影
脚本/長谷川圭一、監督/小中和哉、特技監督/大岡新一
T第43話:地の鮫
T第44話:影を継ぐもの

脚本/小中千昭 監督・特技監督/村石宏實
劇場版 ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY
脚本/長谷川圭一 監督・特技監督/村石宏實
イルマ参謀により8年前の2012年に凍結されたF計画のデータが盗まれたことが明かされる
・F計画とはマサキが解明したデータ(『地の鮫』『影を継ぐもの』)を元に巨人像を復元して人が制御できるウルトラマンを作るというもの
(『THE FINAL ODYSSEY』で2012年のF計画始動が描かれる。TPC調査団がルルイエの遺跡で巨人像を3体発見するが石像は闇の3巨人として甦り、調査団は全滅し計画は凍結した)
・F計画のデータを盗み出したゴンドウ参謀は人造ウルトラマン・テラノイドを完成させてしまう


D第50話:最終章Ⅱ 太陽系消滅
脚本/長谷川圭一、監督/小中和哉、特技監督/大岡新一
劇場版 ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY
脚本/長谷川圭一 監督・特技監督/村石宏實
・火星で倒れたアスカはダイゴに救われる
レナと娘のヒカリも登場
・既にアスカ=ダイナと悟っているダイゴは「人として出来ること、それは自分自身で決めるしかない」と助言
・『ティガ&ダイナ』でティガに会いたがっていたアスカもダイゴ=ティガと悟った様子
・かつて地球から火星へ旅立つ直前のダイゴはアスカとすれ違った際、何かを感じ「頑張れよ後輩」と心の中で声を掛けていた(『THE FINAL ODYSSEY』)
ヤズミ登場、木星基地ガニメデでクラーコフのネオマキシマ砲接続に尽力
・ブラックバスター隊サエキ隊長の「怪獣に殺された大切な人」はTPC調査団のサエキ隊長=兄(『THE FINAL ODYSSEY』)


D第51話:最終章Ⅲ 明日へ
脚本/長谷川圭一、監督/小中和哉、特技監督/大岡新一
ダイゴ、レナ、ヒカリ登場
サワイ前総監イルマ参謀がフカミ総監らの前に姿を見せる



劇場版 ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSY
脚本/長谷川圭一、監督・特技監督/村石宏實
D第49話:最終章Ⅰ 新たなる影
脚本/長谷川圭一、監督/小中和哉、特技監督/大岡新一
D第50話:最終章Ⅱ 太陽系消滅
脚本/長谷川圭一、監督/小中和哉、特技監督/大岡新一
・F計画始動、サエキ隊長(『新たなる影』『太陽系消滅』)の兄が死亡、計画は凍結
・3000万年前の巨人同士の争い。大多数の巨人がダイナと似た姿だった
ヤオ博士によると宇宙型新造艦を開発中らしい→クラーコフか?
ヨシオカ警務局長官の命令により訓練学校ZEROのヒビキ教官が訓練生のコウダ、リョウ、カリヤを率いてGUTSを援護
・ナカジマはTPC所属の科学者
・マイは中学生
・アスカはTPCの作業員。火星へ旅立つダイゴとすれ違う




ちょっと補足

ウルトラマンティガはそれまでのウルトラシリーズには少なかった「ゲストの再登場」や「設定の再使用」を度々取り入れ、登場人物たちの続きを描くことで世界観の深みを増しました。
ダイナがティガからのリンクを積極的に盛り込んだのはその発展とも言えます。

ダイナのメインライター長谷川圭一氏はティガ『霧が来る』のミチルを『サ・ヨ・ナ・ラ地球』のエザキ博士の娘と設定し、自身の脚本家デビュー作でいきなり設定リンクを仕掛けました。

ダイナでもティガ→ダイナの繋がりをより細かく設定し、世界観のリンクに大きく貢献したのです。


興味深いのはティガ、ダイナ、ガイア終了後に制作された『THE FINAL ODYSSEY』(こちらも長谷川氏脚本)

ティガの後日談を展開しながら、F計画の始動と凍結、スーパーGUTS入隊前のアスカたちを描くなどダイナ前日談としての側面もあります。

先に制作された『滅びの微笑み(後編)』のムナカタは、後から制作された『THE FINAL ODYSSEY』の時に助けられた借りを返しに来た形になり、ダイゴはダイナになる前のアスカとすれ違った際に新たなる光を感じたことを匂わせる等、「後から制作された前日談」ならではの熱い仕掛けです。



ちょっと疑問

ティガ→ダイナのリンクには幾つか疑問もあるのですが、その最たるものが『運命の光の中で』のスノーホワイト改。

スノーホワイト改はティガのマキシマ・オーバードライブ実験機だったスノーホワイトの改良機です。

ダイナでは15年前(『新たなる影』コウダの台詞から判明)の回想シーン、プラズマ百式のゼロドライブ実験を観測するため一瞬だけ登場しました。

『新たなる影』は2020年、その15年前は2005年、、、

ティガ時代(2007~2010年)より前にスノーホワイト改良機が存在しているのは一体どういうことなんだ…??