オーストラリア大好きなタフな主婦です。
良く聞かれるんです。
ケアンズって、どんな場所なんですか?
オーストラリアって聞くと、シドニーやメルボルン、ブリスベンやパースのような大都市と比較されてしまいがち。
いやね、ケアンズはとっても田舎。
私が初めて行った23年前と進化はそんなにない。
大きなショッピングモールやホテルが建ち並んでいるのに、周囲の建物は昔のままだったり。
お店もだいぶ入れ替わりが激しいけれども、昔から頑張っているお店もまだある。
観光地なんだけど、町が小さいので中心部は歩いて行き来出来ちゃう。
観光地だけど、町の中心部ではあまり遊べない。レストランや公園はあるけど、オプショナルツアー的なものは中心部ではない。(グレートバリアリーフに行くツアーくらい)
だから、楽しむならオプショナルツアーで町から飛び出すしかないんだけどね。
ウォータースライダー的な所も、郊外に行かないとないし。遊園地も1年に1度来る移動遊園地しかないし。動物園は、メインでやっていた所が閉園してしまったので、規模の小さなドーム(カジノ)の所か、キュランダ、もしくは郊外にあるワニ園と併設している動物園しかない。
何かと地味な観光地だけど、世界遺産はグレートバリアリーフとキュランダの2つもあるんです。
主な人々の仕事は、観光業とオーストラリアメイドの紅茶やコーヒー、果物を作る農家さん。
流行の最先端は乗り遅れちゃうけど、オーストラリアでは有名な百貨店のマイヤーやDFOと呼ばれるアウトレットもあります。規模は小さめだけどね。
ケアンズに住んでいる日本人は、比較的これでも多くて。
現地の人と結婚して住んでいる人や、ワーホリで滞在している人、仕事をしている(主に観光業が多い)人等が暮らしている。
オージーは、比較的のんびりしている人たちが多いかな。
年中暖かい土地柄、半袖短パン、裸足かビーサンのオージーが多い。
スーツなんか着ている人は、よほどそう言う仕事をしているビジネスマンの人たちだけ。
皆ラフな格好で、ケアンズの町を闊歩する。
リーマンショック前は、日本人観光客も多くて日中はオプショナルツアーに参加する人たちが多いからあまり見かけないんだけど、夕方くらいから戻ってきた人たちが町をウロウロするとあちらこちらから日本語が飛びかっていた時もありました。
今は、そこまで凄い時はないけど・・・。
その為か?日本人に対しては優しい人が多い。
日本語を話す人もいるし、学校では日本語の授業もあったりする地域(クイーンズランド州)
だけあって、日本人に慣れている人が多いです。
現住民族アボリジニさんたちも町の中にいますが、どうしても貧富の差があって町中をたむろしていたり、事件が起きたり、喧嘩したりして騒いでいる事が多いです。でも、関わらなければ問題は有りません。
頑張って働いているアボリジニさんたちも、若い人にはいます。
そんな彼らの働く場として、自分たちの民族の伝統を伝える場がケアンズにはあちらこちらよういされています。