愛した男はいなくなった

2人で見た夢は
今は1人。


もちろん今でも愛してる
父親にしたかった
感じたことのない幸せを
感じて欲しかった
だから、私はあなたを
父親に選んだ
あなたには育ってない機能が
ある
そこを感じて欲しかった

ですが、あなたには
お節介ただそれだけだったね
幸せになってください
私たちは私たちで
幸せになります

ありがとうございました
私を母親にしてくれて
大事に大事に育てます



これからはやることが
いっぱいだ

家探して
全部一から始めなきゃ
全部ひとりで

女の私ならなんとかなる
母親なら覚悟しなきゃね


『守る』

最初はそういって
虐待する親がいるらしい

私はそういう親には
ならない

今は何を言われたって
構わない


これからだから
今スタート地点に立てた






言い出せなかった

縁を切られた身
言わない方が私には
まだましな人生になれるかも
しれない


未成年が未婚で
尚且つ、親権者の助けがない
となれば‥
子供を産んであげられる
状態じゃないのだって
わかってる


私のお腹で眠るこの子は
目を開けることも
声を出すことも
出来ずに、私の体内から
掻き出されるの?
私には黙ってそれを見ること
しか出来ないの?


私に力がないから
私はこの子を助けられない
きっと現実はこれだ


産みたいただそれだけじゃ
難しい‥


でも、なんとしても
道を見つけなければ






本質を見失ってたね


私はあなたを愛してる
愛した男の子供だから
産みたいと思うんだ


未熟な部分は
誰にもある


もちろん私も

この場合ならきっと
中絶も考えるべきだ

それでも産みたいと思う


並外れた苦労が待ってる
未成年だしね
だけど私は戦う

つらい想いはさせたくない
でも、ごめんね
私ひとりだったら‥


だけど、立派に育てる
社会のレールに私は
乗れなかったが
ちゃんと乗せるよ

大丈夫、私が親だから


浅はかだ
甘い
今は言われてきっと
当たり前のこと


もう、言ってくれる人は
いないけど‥
私は親になりたい