ネタバレあり。視聴感想。

 

陽キャラ(雨萱、子維)がタイムトラベルして、陰キャラ(韻如、詮勝)の身体を乗っ取ってしまう。あと、強烈にキモイ弟(芝齊)が兄(宗儒)の身体を乗っ取ってしまう。

こういう系のドラマだと、乗っ取りが終わった後のキャラのその後は特に描かれていないような気がする。しかし、このドラマでは元に戻った韻如と宗儒のその後の様子が描かれていて面白かった。自分の知らぬ所(知っていても制御不能)で別人格が好き勝手に、自分の身体で行動されては非常にツラい。詮勝のその後も描かれていればもっと良かった。

 

6歳の雨萱が登場した時点で、陽陽CP(雨萱、子維)にはそれなりの未来が待ってると確信できたので、陰陰CP(韻如、俊傑)がどうなるか気がかりだった。俊傑が本当に韻如のそばにいて良かった。君のおかげです。俊傑は暖男なんだけど、私にはなんだか祈祷師、巫女?みたいな厄除けしてくれる人であった。エンディングで白い紙3枚持ってるし。

 

華奢な柯佳嬿が、韻如を演じてると貧弱で陰鬱、雨萱を演じていると快活に見えてくる。金鐘奨で主演女優賞とりそう。

 

レクター博士とまではいかないが、顏毓麟演じる謝兄弟、とにかくキモチ悪くて最高だった!

兄はちょっとポチャり、弟は少しシュっとしてた気がする。

 

昆布と阿脫の出番が少なかったのが非常に残念だった。

 

【7.25 追記】

OP曲、ED曲もドラマとリンクしてて良かった。中文で初めて観た台湾ドラマ「浮士德的微笑」も

OP曲孫盛希、ED曲八三夭だったな。私にとっては縁のあるドラマだったということにしておこう。

 

【2021.2.23 追記】

BSで放送され、ツイッターがなかなか賑わっている。みなさんのツイを読んでみると・・・「班長」のこと書いてる人がほとんどいなくて超さみしかったよ!!!このドラマは「キモさ1000%の班長(最高~)」と「ナビゲーター役のおじさん」がいてこそ成立すると思ってる(大袈裟)。あとは、劇中歌、メビウスの輪、そしてカセットテープの使い方が練られていたと思う(たいして理解してないけど)。

 

顏毓麟って、Qseries 未來星の一人だったんだ。「花甲男孩轉大人」にも出演してたのね。「因為我喜歡你」にも出てるみたいだから、BSで日本放送決定してほしいな。

 

私が初めて台湾華語で見た台湾ドラマが浮士德的微笑(Behind Your Smile)。

昔見た大映ドラマみたいで、何だか懐かしく、ベタな設定や展開も含め、逆に新鮮だった。

そのドラマの二番手だったのが邵翔 Shào xiáng さん。

 

https://www.facebook.com/setdrama/videos/1313673382017061/

 

農場で働く好青年、ヒロインを優しく見守り、そしてヒロインとは結ばれない役。

彼のことをいろいろと調べていくと、「ココリコ田中」に似ていると一部で言われていた。

「ココリコ田中」それだけで、何だか彼を好きに(笑)

 

他にも、台湾の俳優には「田中系」がおり、唐治平 Tángzhìpíng さんや連俞涵 Lián yú hán さんの二人も挙げておく。

 

そんなわけで、邵翔さんを今後もひそかに応援していく。