むかし、「ゴー宣スペシャル・差別編」を読んだが、最近は滅多に考えることのなかった差別。

「差別される側であっても真面目にはたらき、それでも駄目だったら立ち上がる」という野中氏には共感。
辛氏がいう「差別は利権保持の仕組みであると同時に、それ自体が享楽」という視点もあたらためて認識する。

たとえばハンセン病保障の対象に在日が入っていないなど、在日朝鮮人の現状を知らないのは、自分の怠慢か。

自分の周りではたちまち直面するような問題は起こっていないが、注意深くニュースを見ていれば知れる問題。でも日々仕事や勉強で追われる生活なのだから、一方的に個人的な問題にされるのも違うと思う。


また、「特権的なマイノリティ」という言葉も出てきた。

マイノリティであっても頑張った結果で得た権利なのだから、なんら悪びれることは無い。


最後に。正義感や思想を貫こうとすると、大局的には良いことかもしれないが、局所的(家族)への負担は重くのしかかる。野中氏も辛氏も、それを認識していた。

差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)/辛 淑玉
¥760
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中国について、何冊か読んだキーワード。MindMapで書いて覚書き。


****** 読んだ本 ****** 

・「中国大逆流」 石平:KKベストセラーズ

・「明日から中国で社長をやってください」 五十嵐らん」:エクスナレッジ

・「日中友好は日本を滅ぼす!」 石平:講談社+α新書

・「中国大崩壊」 柘植久慶:学研


****** 覚書 ****** 


◆経済成長

⇒ 天安門以降の共産党正当化

 → 南方講話

⇒ 固定資産バブル

 → インフレ

 → 偽造紙幣

⇒ 貧富格差

⇒ 鈍化

 → バブル崩壊

 → 共産党正当化なくなる


◆腐敗

⇒ 賄賂

 → 売官


◆愛国主義

⇒ 反日教育

⇒ 中華思想

⇒ 資源確保

 → 領土

   ・東シナ海天然ガス

   ・尖閣諸島

   ・竹島

 → アフリカ

  ・ロクデナシ政府

  ・石油、ダイヤモンド、銅

  ・アフリカ産業を駆逐


◆不衛生

⇒ たん吐き

⇒ 農薬

 → 毒入り餃子

⇒ 大気汚染


◆軍事

⇒ チベット・ウイグル

⇒ 台湾問題


◆ネット書き込み

⇒ 鄧小平批判

⇒ 毛沢東崇拝

 →共産党次期幹部も意識


◆ビジネス

⇒ すぐ辞める

 → 賃金次第

⇒ 嘘つき

⇒ 模倣

⇒ ヤオハンの失敗

 → 中国失敗しても本社残る範囲の投資

⇒ 中国が全て

 → 満州が全てと同じ?

⇒ いまから進出するな!

▼仕事のこと

7~8月は、夏だからか仕事以外でバタバタしていまして。。。


7/11~16 Language Village

7/17~20 博多

7/21の週 会社に行くの4日

7/27の週 31日に振休で横浜・海のエジプト展へ


8/3の週 5日会社に行ったが、

8/10の週 金曜日に有休。

8/17の週 木曜~日曜まで岡山出張&大阪

8/24の週 通院とドラムストラックで、木曜半休・金曜有休


こうしてみると、丸5日間会社行ったのは、8月は一週目だけだ。

それはよかったのかもしれないが、

9月になると、もう余裕をしている時期はなくて

修正予算だの、次期商品・サービスの損益シミュレーションだのに、

真剣にならないといけない。


暑いとかだるいを理由にして仕事をやらないと、

どんどん堕落してしまう。



▼そして英語のこと

Aliceの半年間ヒアリングと、LVの一週間合宿は功を奏して

GTECの点数は満足いくくらいはUPした

TOIECでいうと500点弱。ここから、もう一段階上がりたい。


半年間の良かった理由は、

教材もやることも絞って毎日やったということだ。

つまり、Aliceのヒアリングのみを毎日やっていた。


次に自分がやることは、Vocabularyって、自分で決めた。

少なくとも3ヶ月くらいは、それを徹底しようと思う。

そのあと、ディクテーションやシャドーイングをやっても遅くない。

自分がやりたいことを、自分のペースでやればいいのだ。


Happy Princeを聞きながらも、Vocabulary中心で行けばいい。

あと、Home Workも。



英語の勉強は、

1つの教材を繰り返しやることが大事なことはすごく判るのだが、

何を使うのかが決まらない。

買ったものの使っていない教材も本棚にならび、

本屋に行くと新しい物に目移りしてしまう。

ネットでは無料の学習ソフトもある。


だからこそ、単語とHappy Princeに絞ろう。

終わったら、フランダースの犬を買ってもいいし、

別のテキストでディクテーションを練習してもいい。


積み重ねがあるのみだ。



アメリアの本屋で見つけた本。

会計の仕事をしていながら、会計「学」については知らなかったから、結構面白かった。


accountingという言葉は、countingとaccount forの両方の意味が含まれてる。会計学=アカウンタビリティの学ということが、強くメッセージされていた。



歴史的には、15世紀・大航海時代に複式簿記が発明されたことは聞いたことがあったが、はじめはB/S中心だった。そこから企業規模が大きくなり取引が複雑になってP/L中心に移っていった。という話は面白い。


国別の違いもあり、会計基準に関して英国は民間の基準が先行し、ドイツは政府による法律制定が先にあたという話も興味深い。

また、ドイツのガバナンスは労組が監督機関を選任する一翼を担っているというのも初耳だった。



管理会計の部分はさすがに流し読みしたが、マネジメント・コントロール・システムを会計から勉強しなおすのもいいな~と思った。(BLTCで)


三式簿記の話の中で、会計に微分が出てきたことには驚いたが、いろんな試行錯誤がいまもされているのが「学問」なんだという感じ。



ちょっとオトクな感じの本でした。


会計とは何か 進化する経営と企業統治 (講談社選書メチエ)/山本 昌弘

¥1,575
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会社の先輩・Tさんに紹介してもらった本。

格差社会というが、学歴(大卒/非大卒)がいちばん重要なファクターなのでは?という主張。

おおむね賛成だが、ちょっと疑問も残る。


<なるほど!と思ったこと>

■「一億総中流」も「格差社会」も、人の感じ方

一億総中流時代は半数が中卒で、実際には差もあった。

それでも、高度成長をしていることで客観的な社会の位置づけではなく、親や以前の自分と比べて生活がよくなることが「中流意識」をもたらした。


■親の経済力が、子の学歴差を生むのは本当か?

大卒であれば、社会的地位も高く経済的にも豊か。高い教養や文化的な関心を持っている。

親が大卒である子どもは、このようなことを有形無形で受け継ぐので、大卒になる可能性が高い。

結局は、親の学歴と子の学歴が相関する。


■学歴は、職業を得るためにも使われるが、就職後も「自分の能力と努力を示すシンボル」になる。


■今後の日本は、①大卒再生産 ②学歴上昇 ③学歴下降 ④高卒再生産 それぞれの家族が、35:15:15:35でいて、②と③が入れ替わり線をする。

ただし、特に地方では子が大学に行き就職すると親元を離れていくことを嫌い、あえて高卒で就職し親元にいることが幸せという選択肢もある。



<所感・疑問>

■仕事や友達は同じようなバックグラウンドの人が多いから気づかないが、電車や街ですれ違う人の半数は非大卒という事実は、ちょっとした衝撃だった。冷静に考えると、親戚周りをみても全然珍しいことではないんだけれど。


■政治家の世襲も二世俳優も、このストーリーでも考えやすいと思う。サラリーマンを父に持つ僕は、サラリーマンになることを疑いもしなかった。


■今後、大学全入時代になって、大卒の意味づけが違ってくるかもしれない。専門学校の大学化とか、高大接続テストなどの議論もある。

著者が言う「大卒/非大卒」の分断線が一番有効なのか、たとえば「競争入試の大卒/それ以外」のような新たな線ができるのかは、議論してみたい。


学歴分断社会 (ちくま新書)/吉川 徹
¥777
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Last week , I spend 5 nights and 6 days in Language Village.

After that I went to Hakata in last weekend.


いろいろあったけれど、忘れないうちに備忘録です。


Thinking in English is very easy and important training.

 Teacher D said to me " Many Japanese can't have enought time to speak English. But thinking English is one of Output"

Another teacher said "Describe in your brain what you see!"



▼お客様ヒアリングは難しい。聞き方(言葉だけなく、雰囲気、言い方など含めてすべて)で、お客様の答えが変る。

 誘導尋問になっていないかは気をつけなければ。

 否定するのがメンドウならば、「まあ、いい」という妥当な答えしか返ってこない。

 U先生の「グループ・ダイナミック・インタビュー」を再読したい気分。



▼博多のような地方都市は、プチ東京

 中洲は、新宿と新橋とお台場を一ヶ所に集めた感じだった。

 ただ、蒸し暑さとか四ヶ国語看板とかは、行ってみなければ解らないこともアリ。


 I'd like to go to other areas in Japan that have traditional something!



多くの思考方法が紹介されていたのはよかったが、それぞれのパートのつながりがいまいち分かりづらかった。


いままでの雑誌への寄稿などを、強引に一冊の本にまとめていたところが、ちょっと無理があったのかも。(CPSという考え方は、以前Think!で読んだ)


とはいえ、1つ1つの考え方は参考になるものが多く、自分の引き出しが増えたのはよかった。

以下、各論。


▼前半の「知的蟹工船」は同感。

工業化時代につくられた、MABフレームワークを使って「分析」をすることは、誰にでも求められることで、当たり前のこと。論理に感情を交えることが、これからのビジネスでは大事になってくる。


▼ビジネスには、感情のこもったエピソード/ストーリーを作ることが大事ということは、改めて同意。

全脳思考モデルで、最終的な120%HAPPY!を考えることは、会社でよくマネジメントが言っている「誰にどうなって欲しいか」につながるな。

逆算的・俯瞰的な視点から考えるってことにも関係する。


▼現在からHAPPYな将来に向けて、一直線ではなく挫折があることも見越しておくというのは、いい考えだ。

人間は、葛藤がないと成長しない


▼顧客視点で「感じる」ということは、すごく共感。イメージの中で、自分がHAPPYにしたい人の身体の中に入っていき、その人の五感で感じることが、新たな気づきを生む。


出会いの深層背景を考えるというのも、会社で、この組織がある意義やこのメンバーになった意味を考えるってことに通じる。そもそも「意義・意味」なんて、自分で見出さなくては、誰も与えてくれない。

なんかスピリチュアルにもつながりかねないが、実存主義っぽい感じもする。


全脳思考/神田 昌典
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6月が終わった。終わってしまった。


飲み会4日(月・火・木・金)という週があり、

それがやたら印象的な感じはするのだが、


いちおう、他にもやっている。

仕事: 費用対効果の考え方をまとめている

研修: マインドマップ(基礎)、リーダーシップのデモクラス(グロービス)

ほか: H大学社会学部教授からインタビュー



なのに、なんかモヤモヤした感じ。

充実しきれていない。



どんなことにワクワクしたいか、

自分はどんなことにワクワクするかを考えて、

そこに近づくアクションをしてみないとな。



そういえば、最近、内省をしなくなった。

ネガな内省をしなくなったのはいいことだけれど、


いまがBESTでなければ、

すこーしだけ考えてからTRYしてみるほうが、

いいかもしれない。


精神論的なところは多いが、幸之助爺の言葉だけに説得力がある。


「ほかの人には歩めない、自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道」


「峠から峠に移る旅路かな」



それにしても、幸之助爺ですら、

「いくつになっても分からないというのが人生である」

といっているし、


1968年初版ながら、

「わが国の情勢は、世界の動きとともに今や刻々と変りつつある。一刻の油断もならぬ状態にある」

と書いている。



プロセスや、毎日の生活の大切さを、改めて感じた。

何かの時に、繰り返して手に取りたい一冊だ。

道をひらく/松下 幸之助
¥914
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