死闘 | 福岡の弁護士 矢口耕太郎のブログ

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おはようございます!

今年に入って、ここ数年間ほとんどやってなかったテニスをちょくちょくするようになりました。

そんなわけで、最近の楽しみは錦織圭の試合をガオラで見ることなのですが

昨日のマドリード・オープンの準決勝
対フェレール

夜中の2時開始
最初は一時間半ぐらいで終わるかなあと思っていました。

第1セットからお互い一歩もひかずに怒涛の打ち合い。
タイブレークで取った後

第2セット途中では錦織が腰のトリートメントを始めて

腰の痛みがやっぱりあるのかと不安に

そして、第2セット初めてのマッチポイント
もうここで決めてくれ!と思ったら
フェレールのサービスエース・・

さらに勢いにのったフェレールにその後ブレークされて5ー7

ファイナルセット最初にメディカルタイムアウトを取っての治療では、痛み止めらしき薬まで飲んでいました。

完全アウェイの雰囲気で
正直イヤな雰囲気が漂っているなあと感じていました。

腰の痛みの影響もあるのか、ストローク戦でもフェレールが優位になっていました。

動くたびに痛みを感じてたらコンマ一秒の動きがズレると思いますしね。

得意なはずのフォアでミスが多くなってきていました。

ただ、今の錦織はサーブが以前とは全然違います。
ここぞというときにサービスポイントが本当に取れていました。

そして、ここぞというときにギアを上げてのブレーク

ファイナルセット5ー3

キープできれば勝ちという場面で
40ー0

正直勝ったと思いました。

ところがその後

40ー40

フェレールの鬼気迫る追い上げが凄まじくて

ブレークポイントを取られたときは本当にダメかと思いました。

それでも錦織はピンチになっても諦めることなく
イーブンに戻せばチャンスを狙い

マッチポイントも7回目、8回目、9回目・・・

本当に「死闘」という言葉がふさわしい
フェレールの鉄人ぶりにも感動していました。

そしてマッチポイント10回目でとうとう決めてくれました!

終わって時計みたら朝の5時を過ぎていて
もう明るくなっていました。

しかも興奮してしまってその後も寝付けず

というわけで今日は寝不足気味です(笑)


今の錦織が特にすごいのは

もうダメだ!と観ている側が思ってしまうような場面でも跳ね返してしまう

精神力

だと思います。

どんな逆境でも気落ちせず、最善の手段を尽くすその姿勢

人生でも見習いたいですね。

ナダルとの決勝ではあまり無理しないで欲しいと思う反面

やっぱり期待してしまいますね!


昔の日本人男子のテニスは
トップ100に入れたらいいなあなんて話をしていたもので

今回錦織圭の世界ランキング9位が確定して
本当はとてつもなく凄いことなんですが

もうちょっとテレビは大々的に報道してほしいですね!