「ひったくり」は必ず後悔する | 福岡の弁護士 矢口耕太郎のブログ

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こんにちは!弁護士の矢口です!

10月29日の西日本新聞の朝刊で
「福岡市中央区と博多区で、バイクで追い越しざまにバッグを奪うひったくり事件が5件相次ぎ、女性2人が転んで軽傷を負った」という記事が出ていました。

被害は約4000円~35000円入りのバッグだそうです。

先週からよくニュースで見るようになっていますが、
福岡では本当にひったくりが多くなって、特に女性は怖い思いをしている人が多いと思います。


こんなことを言うのもなんですが

「ひったくり」をした犯人は、捕まった後必ず後悔します。

なぜなら、今回のようなバイクのひったくりは「強盗罪」か「強盗致傷罪」になる事件で、他の犯罪と比べてもびっくりするぐらい刑罰の重たい事件だからです。

運よくけがを負わせずに「強盗罪」になっても「5年以上の懲役刑

今回2人の女性が軽いけがを負っていますが、軽いけがを負わせると「強盗致傷罪」になります。この場合「6年以上の懲役か無期懲役
になります。

(ちなみに強盗致死罪は「死刑か無期懲役」しかありません。)

たった4000円のために無期懲役になるケースも考えられます。


ひったくり犯は若い人が多いのですが、ちゃんと自分がやっている犯罪のことを理解したうえでやっているのでしょうか。

わずかなお金のために人生を棒に振ってしまいます。割に合う割に合わないで考えるのもおかしいかもしれませんが、完全に割に合いません。とにかく皆後悔しています。


というわけでまだ捕まっていないひったくり犯に告ぐ
絶対後悔するからやめてください!!