昨日は午後から、西川英治さんという若者と会い、お話をさせていただきました。5月のメーデーで燃えるような熱い訴えに、「力になれることがあれば」と思わず声をかけたのが、交流のはじまりでした。平成16年3月末に国立病院から独立行政法人化の移行と共に一方的に
雇止めをされた西川さんは、「若者の雇用を守れ!」と裁判をたたかっています。
この裁判は、12月27日に判決がでることが決まっており、最後の追い込みで署名活動など支援の協力を、この日も熱く語ってくれました。
政府は2年前(2004年)より、全国の国立病院を独立法人に移行させました。この結果、西川さんのように、常勤職員と同じように勤務していた「賃金職員」のうち、夜勤などが可能な看護師をのぞいて、問答無用に雇い止め=首切りが一方的に通告されました。多くの職員が退職や委託・派遣などの非常勤職員としての雇用を余儀なくされることに。常勤の職員も大幅な賃金カットなど、労働条件の悪貨がすすみました。
いのちを守る病院で、こうした人権を無視した無法を許してよいのか?行政の民営化や一般企業でもリストラ、非正規雇用の増加がすすむなかで、非正規雇用労働者の働く権利、人ととしての尊厳を守るために、西川さんら28人の原告が全国でたたかっています。
西川さんは、「いま異常な働き方をさせられている若者が泣き寝入りしていいのか!自分たちの問題としても、この裁判をとらえて考えてほしい」と訴えられています。
11月の半ばを期限とした2つの署名に取り組んでいます。
ぜひ、このブログをお読みになった方、リンクした裁判闘争のホームページをみて共感していただけた方は、署名にご協力いただければ幸いです。また、メッセージなどをお寄せいただければ、僕のほうで西川さんに届けさせていただきます。
西川さんの闘いを紹介しているホームページは以下のところから
http://www.geocities.jp/kyoutogenkokusasaerukai/index.html
10月ともなると、秋を感じさせる景色にしばしば出会います。
昨日は、城陽市の日本共産党後援会長の栄さんのご自宅を訪問したのですが、栄さんのご自宅にはくぬぎの巨木があります。そこから、ガレージの屋根に「ボコ、ボコ」と音をたててくぬぎの大きな実が落ちていきます。
落ちたばかりの、くぬぎの実はツルツルです。秋は確実に深まっていますね。