今年の4月から、月に1度「加賀ゆびぬき」講師講座へ通ている私

通常は、午前・午後とも座学で終わるのですが、10月は先生の特別な計らいで
『国立大学法人 東京農工大学 科学博物館』見学へ


東京農工大学 工学部さんは、
明治期 農商務省の蚕病試験場が前身の
養蚕から繊維産業の技術を支えて来た、
重要拠点と言える所。

私達が作る加賀ゆびぬきには欠かせない真綿や、絹糸の事を学ぶには最高でした。

そしてそして、今回は先生が博物館さんに
交渉して頂き、博物館さんと博物館友の会・絹サークルさんのご厚意で、真綿作り体験をさせて頂きました。

体験時間の都合上、繭を伸ばす工程から体験スタート。
ぬるま湯に繭を浸し手のひらの上て、お蚕さんの蛹が中心へ来る様かつ!繭が均等に拡がる様指先でトントンと拡げ、道具は使わず真綿にして行く作業。

作業に夢中で、写真が1枚も撮れずに大失態

出来た真綿は、自宅で水に晒し汚れを更に落としてから、陰干しして乾かせば完成との事で
水に晒してる様子↓


自分で伸ばした真綿、使うのが勿体ないけど
3枚あるから1枚は使ってみよう✨

貴重な体験をさせて頂き、
博物館様 絹サークルの皆様本当にありがとうございました。

真綿作り体験の前に、館内を見学。
明治から現代にかけての製糸・紡績・織物など貴重な古い機会が展示され、実際に稼働する様子も見せて頂きました。




資源は乏しいけど、技術力
ものづくり日本の歴史が感じられます。

社会人のスタートが、縫製業界だった私
こういう機会を観ると、ウキウキしてしまい
ものづくりて、やっぱり良いな✨と思うのでした。





お久しぶりです

咲良です

ご無沙汰している間に、
加賀ゆびぬき&つまみ細工簪作家
始めました。

ぼちぼち更新よろしくね!