ふと

水の流れる音

川のせせらぎ

が聴きたい

と思い立ち

近場でそんなとこあるのか?

と思いつつ

検索機能のお世話になる。

 

何か所かあるらしい。

名前や、場所を見ながら

 

公園か

寺社か

 

最初は都内に絞っていたが

 

「不動」が気になり

 

「鎌倉」

にピンときた。

 

最近ご縁がある鎌倉。

 

鎌倉といっても

鎌倉駅近くではなく

大船駅からバスだった。

 

大船駅までは順調だった。


バスターミナル?(バス停)を

探して、道路を渡って行ったり来たり。

(迷った)

乗るバスが見つかり、

乗車する段で、

運転手さんに

「どちらまで?」と聞かれ、

しどろもどろ。


(えっと、覚えてない。汗)


乗車口で検索した画面を見せたり、

経路検索画面を見せたり。


(おいおい、ちゃんと調べたんじゃないのかw)


行先(下車バス停)もうる覚えで、

バスに乗ろうとしている無謀もの。

というか

調べているんだけど、

最後の詰めが甘い。

 

(ナビが、近くまで来ると「目的地付近です」と放り投げられる感じに近い思考w)

 

運転手さん、

行先を聞いてくれてありがとう。笑い泣き

おかげで、私はどこのバス停で降りればいいのか確認できました。(感謝)

 

無事乗車して、バスは発車した。

バスが走り、バス停が進んでいく。

全バス停名までチェックしてないので、

同じような名前のバス停があるとドキドキする。

「今泉不動」で下車するんだけど、

「今泉」というバス停もあって、一瞬降りそうになった。

 

(「今泉不動」があるはずと、慌てて降りずに通過)


「今泉不動」バス停で無事下車できた。

 

そのあと

滝のある「称名寺(今泉不動)」

まで徒歩5分の案内なんだけど、

道がわからない。

バス停から、

お寺らしき建物が見えなかった。

 

地図検索で、バス停の位置が分からず

現在地が把握できなかったので、

どっちに進めばいのか分からなかった。

(スマホのナビは、進行方向にスマホを回転させると、地図回って方角がわからなくなり、使えないので、使わないため、位置情報機能が機能していない)


「案内板があるだろう」

と思っていたのに、

なかった・・・。(泣)

近くの建物(施設)などから

現在地を把握し、

バス停付近を行ったり来たり。

人通りはほとんどなく、

聞くに聞けない。

 

現在地をやっとのことで把握し

地図を見ながら歩いていき

到着しました♡

 


「陰陽の滝」

でしばらく佇む。

 



人の気配がなく

聞こえるのは滝の流れる音と

鳥のさえずり

風の音

 


車の通る音が時折聞こえる

(山頂にゴルフ場がある)

 

気の済むまで

そこに身を置いた。

 

苔むした石段があり、

お堂がみえたので、登ってみた。

(滝が目的だったから、ここは登らなくてもいいかなと、最初は思ったのだけど、いざなわれて石段を登って行った。)

 

登ったら、やばかった。

(感覚的なものでしか表現できなくて申し訳ないのだが)

ここでもしばらく佇む。

 


木立の中のお堂

雲もあって陽が遮られていたのが

風で葉がざわめき

木漏れ日が差ししてきた。

 





   光の写真を撮って戯れる。



なんと神秘的な!!

 

あとで、調べたら

「空海が悟りを開いた場所」だった。

 

 

 


 

 


 

三猿とおかめ

と思ったんだけど

おかめが「男根」に

見えてしまう・・・。

 

 

途中の石仏に惹かれながら

階段を降り

 

もう一度

滝に降りた。

 


気持ちいい。

自然に包まれている

 

そして、この地を懐かしいとも感じた。

 

遙か昔

ここを訪れた

修行した

場所なんだろうか?

岩を掘った(多分手掘り)洞穴のようなところがあって、

そこに想いを馳せ

タイムスリップした感覚になった。

 


苦しい感覚はなく、

安らかな静寂な時間だった。

 

もう、修行はしなくても

(現世・俗世間から離れなくても)

安らかな静寂な時間は、

自分で創れるのだ。


修行は終わり。

魂を解き放ち

恐れず

自由に

楽しく楽に行こう。


縛るものはない

閉じこもることもない


 

そんなメッセージが聞こえた。

 

本堂の前で紅葉を眺めていたら、

鳥が飛んできた。


え??

スズメとか鳩じゃない、

もっと大きい。

トンビ?

 

鳥さんにもご挨拶して

称名寺(今泉不動)を後にした。


 

 一人旅もいいよね。