新しい和と雅の創造

ニュートラディショナル

クリエーター

山﨑順子です。

 

 

わたしの実は好きなこと、

に最近また気づいてしまった。

 

固く閉じていた

おもちゃ箱の蓋が

開いたんだよね。

 

それは

 

音楽

 

 

わたしは小さいころ、

小1から高3(上京するまで)

エレクトーンを習っていた。

 

両手・両足を使う

あの、

電子ピアノです。

 

周りが伝統的なピアノを習い、

バイエルだのなんだの言っているときに、

私はエレクトーンを選んだ。

(その前にオルガンのレッスンを

受けている)

 

当時はまだ発売したばかりくらいで、

音色のレバーも、伴奏リズムも少ししかなかった。

 

最先端の新しもの好き

 

最終的にグレード試験の7級を取得し、

5級を受験する練習をしていた。

 

大学進学とともに自宅を離れたので、

エレクトーンからも離れた。

 

たまに実家に帰省し、

エレクトーンに触ることもあったが、

エレクトーンは電化製品。

ついに壊れて

弾くことができなくなってしまった。

 

職場(学校)の音楽室に

エレクトーンがあったので、

たまに放課後とか生徒のいないときに

弾かせてもらうこともあった。

 

しかし、そのうち弾くこともなくなった。

そうなると楽譜すら読めなくなる。

 

 

 

弾くのは好きだが、

歌うのは苦手。

 

自分の声が好きじゃないから。

きれいな声じゃないし、

魅力的じゃないし。

うまく歌えないから。

 

音程・リズムは取れる。

音楽は好き。

歌を聴くのは好き。

一人で歌うのも好き。

しかし、

自分の口から出る声・音が

自分が好きではないのだ。

 

カラオケなど行けば、

みんな上手。

 

声がいい。

すてき。

 

カラオケはほとんど行かない、

どうしても行かなければならないときは

極力歌わない。

人に聞かせたくないというか、

人前で自分の歌声を発したくない。

(本当はしゃべるのもイヤ)

鳴り物や手拍子、掛け声で場を盛り上げるに専念する。

 

 

 

って、カラオケとか、

自分の歌と選曲に夢中で、

あんまり他人の歌聞いてないんだよね。

 

(わたしは、聞き役だから

よく聞いてるけど)

 

 

それが、

カラオケに行くことになり

「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」を

歌うことになったのだ。

 

 

歌を歌うだけじゃない

魅力がそこにはあったのだ。

 

カラオケのために

自宅でひそかに練習をし、

歌ってみたい曲を繰り返し聴いて覚える。

 

歌って楽しい

音楽って楽しい

 

そう思えたら、


 

あっつ!!

 

音楽が好きだった

歌好きだった

 

ということを思い出したのだ。

 

おもちゃ箱の奥底にしまい込んで、

昔よく遊んだけど、

しばらく遊んでいなかったおもちゃを

見つけてしまったのだ。

 

 

上手い下手

は関係ない

 

いい声とかどんな声とか

関係ない

 

ただ

「楽しい」

「楽しむ」

だけ。

 

そして楽しんでいる私の姿から、

なにかを感じて

インスパイアされるひとが

いるかもしれない

勇気を与えるかもしれない。

 

 

そう思ったら、

歌うのがさらに楽しくなった。

 

 

あまりに声を出さない

(声帯を使わない)ので、

酸欠注意です。(笑)

 

image

 

 

ミンネでオリジナル着物のオーダーメイド販売しています。