神戸市長田区
まちばたけさん主催の自給農セミナーも無事終了しました。


まちばたけさんセミナーでは、今年唯一の子どもたちへのお話ありのセミナーでした。
それもあってかいつも賑やかな雰囲気でセミナーは進んでいきます。

最終回も子どもたちに伝えたいことをお話してきました。

周りにいる家族や友達を大切にしてほしいこと。
ゲームやSNSの向こう側にいる会ったことのない人よりも、実際目の前にいる人との触れ合いや付き合いを大切にしてほしいこと。

電源を切ったり、インターネットで接続を切れば繋がれない関係。
もちろんそれを否定するつもりはありませんし、僕もそういう関係の知り合いはいます。

ただまだなんです。
子どもたちの年齢では、それよりもまだ周りにいるリアルの人たちとの時間を大切にしてほしいです。

今はそういう時代だって言われることもありますが、割合の話をしています。
インターネットをすべて断ち切る必要はないと思いますし、そういう友達がいることを否定しません。
個人的にはインターネットを断ち切ってもいいと思っていますが。

それよりも目の前にいる人との関わりを通しての方が、相手の心や考えが分かったり、真正面からぶつかったり、協力して笑いあえたり出来るんじゃないかと考えています。

だからこそ子どもたちには今、目の前にいる友達との時間を大切にしてほしいと思いますし、ゲームして遊ぶよりも、公園や山で走り回ったり、その場にあるものでどうやって遊ぶかを考えて楽しんでほしいなと思います。

そのためにも大人が学んで、子どもたちを誘っていくことも大切かなって思います。

楽しい畑、楽しい仲間、楽しい空間。
これだけ揃えばかなり楽しいですよ。

先日の千葉でのイベントで中島デコさんがおっしゃっていました。
「私は種を蒔くという意味では、たくさんの人たちに種を蒔いてきました。
こういう種の蒔き方もあると思うんです。」

がっつーんでした。
ホントにそうだと。

僕たちは野菜の種を蒔くことも必要ですが、子どもたちや若い人たちに種を蒔くことも必要なのではないでしょうか。

畑とHIPHOP
峯山 耕平