今やっていることは、誰かがやりたくてもできないことを叶えているのかもしれない。
自分にとっては当たり前になった環境も、
誰かにとってみれば喉から手が出るほどほしい立場かもしれない。
仕事にしても、生活にしても、生き方にしても。
表には出さなくても、心の奥ではそれをやりたいと思っている。
でも、それを認めるのが怖いこともある。
その感情は、羨望になることもあれば、嫉妬になることもある。
羨望も嫉妬も、その裏側には、
やりたくてもできないことを実現している現実がある。
私自身も、人の自由な行動を見て羨ましいと思うことが何度もあった。
でも実際にその理想に飛び込んでみると、想像以上の手間や準備、事務作業がある。
見えていなかった部分が、少しずつ見えるようになる。
たとえば動画編集もそうだ。
よし、やってみようと思う。
たくさんあるソフトの中から選ぶ。使い方を学ぶ。実際に編集する。
一本の動画に、思っていた以上の時間がかかる。
それでも再生回数にはつながらない。
そういう経験を繰り返して、ようやくハードルを超えるまでのタイムラグに気づく。
そうやって物事の輪郭がはっきりしていく。
輪郭が見えた上で、それでも本当にやりたいのかをもう一度考える。
やってみて違った、というギャップは、事前の期待値の高さから生まれることが多い。
理想を高く作りすぎると、いろんなことに失望するきっかけにもなる。
でも、その一つひとつの経験が、理想と現実の差を明確にしてくれる。
だからこそ、現実に対して行動できるようになる。
今やっていることをよく観察していくと、
それが自分にしか作れない経験だと気づける瞬間がある。
どれだけお金を積んでも、
あなたの経験を買うことはできないんだから。