「療育手帳」は知的障害者の手帳です。
次女は3歳の時に取得しました。

2歳の検診で紹介された
市で行っていた発達の遅れている子のためのサークルで知り合ったママ友からの

「どうやら、こうゆう子の為の手帳があるらしい」

という不確かな情報で
役所の福祉課に問い合わせ
取得するにいたりました。


そこへたどり着くまで
療育手帳に関する情報が
「そういうものがあるらしい」
という事だけだったのに驚きました。

診断書を提出するため
市立の病院で診察を受けた時に
「どうして発達診断や乳幼児検診で、こういう手帳があるんですよって教えてくれないのかなぁ。」
と言うと

「それって、『お宅の子は障害児ですよ』っていうことになっちゃうからね、病院や役所はあくまで受身です。お家の方から『家の子は障害児のようだけど、何か申請できるものありますか?』って聞かれないと…。」


確かに(´-ω-)ウム
その時に動いたママ友は2人程でした。

「障害児ですってレッテル貼られてるみたいだから申請しない」
と言う方もいました。

同じ障害児の親でも
考え方は人それぞれです。


今は情報に溢れてるので
あの頃の私のようなことは
ないのかもしれないですね。


12年前、初めて手帳を申請し
小さい頃は毎年 静岡総合庁舎まで
更新の面談に行き
少し大きくなって2年に1度になり
現在は3年に1度。

児童相談所が藤枝に移ったため
更新に行くのが、とても楽になりました。

高速道路の運転が苦手な私のために
仕事を休んで手帳の更新に付き合ってくれていた旦那…。
今年から高速道路なしで行けるから良かったよ。


ということで
本日、療育手帳の更新に行ってきます。
更新の記録を記入するところが
いっぱいになったため
新しい手帳で作ってもらいます。
手帳の中の3歳の次女とはお別れです。





たくさんの方の協力とご理解で
助けられていることを
実感できる手帳です。