プロとプロの戦い。
世界のファッション界をリードする存在のシャネル。そのシャネルのオートクチュールコレクションの企画から発表までを撮影したドキュメンタリー映画を観ました。
カール・ラガーフェエルドがアイデアを絵として描き具体化、その絵を元に服作りのプロがリアルな服として作り上げていく。イメージが具現化するほど、デザイナーのアイデアは進化し、その進化に対して服作りのプロが応えていく、このせめぎあいには妥協がなく、質の向上にとことんのめりこんでいく姿は圧巻でした。洋服の各パーツの大きさ、位置、形に始まり、色、素材、複数の洋服の組み合わせ、さらには、アクセサリー、靴、等々。
もちろん、服作りの当事者にしてみると、デザイナーの自由奔放な着想に応えていくプレッシャー、肉体的な疲労感は相当なものでしょうし、事実、グチも多く取り上げられていました。しかしながら、それでも活き活きと取り組んでいる姿はやはり印象的でした。
機内食を食べてみる。
以前と比べておいしくなったらしいこと、城山三郎氏の『外食王の飢え』やWebで公開されている江頭匡一氏の私の履歴書を先日読んで、その中に機内食事業がクローズアップされていたことから、出発前から機内食は気になっていました。
とはいえ、久しく機内食を食べていなかったこと、いつものようにおいしいパンを購入していたことから、食事が運ばれる直前まで、機内食を食べようか大いに悩みました。
今回、久しぶりに食べてみて、食品添加物がどうこういう以前の問題として、やはり自分にとっては味付けが濃すぎるのが気にかかりました。
止まっているようで、動いている。
飛行機に搭乗後すぐに眠ってしまい、起きたら食事の時間になっていました。
気流が安定していたせいか、全くゆれがなかったため、この乗り物は動いているのか止まっているのか、すぐには判断できませんでした。もちろん、食事の用意が進められていますから、離陸後、随分と時間が経ったことは分かりますし、座席の向きは一定ですから、どの方向に進んでいるのかも当然のことながら分かります。
とはいえ、起きて間もない時の感覚は、村上春樹の小説に出てくるエレベーターのような不思議な体験でした。
