汝、星のごとくで語りきれなかった愛の物語ーーの続き物。

一年たって、漸く読みました。そして、読了した感想を！！！！！！

「春に翔ぶ」で教師・北原の過去を知り、結の実の父親ではないことを知りました。

明日見菜々とスケートボードの選手・敦との子だったとは驚きましたが……

その子供を実の親と偽って守ろとする北原先生、いい人！！

感動もしたけど、物語で思わず泣きました。

「星を編む」

才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者2人が繋いだもの。

メインとなる話ですね。作品を作るのって楽じゃないのは知っていたけど、編集者って仕事が一番大変なんだと思いましたね。

まあ、私も趣味で書いていますが、製本するって大変なんですよね。

同人誌作ったことがないけど、身内でやっていた人が身近にいるのでなんとなくわかります。

「波を渡る」

花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。「汝、星のごとく」の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。

こちらは家族という方のあり方を意識しました。

好きだから結婚という恋愛結婚じゃない形で結婚した北原先生と暁海でしたが、私は嫌いじゃないです。

むしろ好意的ですね。だって、いつかは別れてしまうものですもの

恋愛結婚が一番望ましいけど、恋愛したくても出来ない結婚時代があるわけですからね。

いい年になっても結婚できない人だっているわけですからね。

結婚しても子供を望まない夫婦だっているわけですから、むしろいなくてもお互いに好きあっていればいいのでないのでしょうか。

子宝に恵まれなくて、養子として迎える家族だっているわけですからね。それでも家族にはなれる。

凪良ゆう先生の作品自体は前作のを含めて、今回初だったのですが、割と読みやすかったです。

読むのには時間かかりましたが

汝、星のごとくと合わせて買った方がいいとは思います。結構高くつくけど、続編なので忘れぬうちに読むことをお勧めします。