明日から舞台

『竜二〜お父さんの遺した映画〜』


のために劇場入りします!!!



気合十分です!

間も無く33歳になるこのタイミングで、33歳の人生を、熱く、太く、生き抜いた金子正次さんを演じられる事。


役者として最高の幸福を感じます。





映画竜二が制作されたのが、自分が生まれる二年前。



恥ずかしながら、この役をやるまで映画竜二を観たことがなかったですし、金子正次さんの事も知りませんでした。


もしかしたらこの作品に携わる事が出来なければ、僕は竜二を、金子正次さんを知らずに生きていたのかもしれません。


僕の人生の中に金子正次さんの人生が、竜二が、流れ込んできてくれた運命に感謝しています。


金子正次さんはまさに「スタァ」です!


『スター』ではなく『スタァ』と書いてるのは台本にいくつかスタァという言葉がかかれてるのでそう書かせてもらいます。


金子さんはスタァに憧れ、熱く生きました。


僕はまだまだスタァでもなんでもありません。


今回座長をやらせてはもらいますが、、、まだまだハングリーな気持ちが渦巻いています。


俺もスタァになりたい!その気持ちは強くあります。


時々思うんです。スタァになれないんじゃないかって。


食っていけたらいいやと自分が思ってしまうんじゃないかって。

そうは思いません。一度きりの人生。別に俺は、平凡の難しさも、素敵な事も知ってる上で、平凡を求めていません。

金子正次さんのように短い人生を熱く太く花火のように生きる男に昔から憧れます。


そんなスタァになりたいです。


そんな気持ちがまだあるから、稽古から金子正次さんの言葉としてかかれた台詞が、心に染み込んできます。


本当に眩しいくらいかっこいい漢なんです。俺が金子正次さんを生きられなかったら、今回の舞台では金子正次さんが悪く観られてしまう。

プレッシャーはあります。ですが、尊敬する金子正次さんをカッコ悪くは観させません。


天国の金子正次さんが、

『お前がやってくれて良かったよ』


そう思わせてやる!そう思って、演じます。







まだまだ未熟な僕が金子正次さんを演じますが



みなさん、観にきてくれたら幸いです。