最近僕は亀梨和也にハマっている。

そう。元ジャニ・現STARTO ENTERTAINMENT所属のスター、亀梨和也だ。

端正なマスクに、セクシーな歌声。魅力ダダ漏れの流し目に髪をかき上げる仕草。主演ドラマDestinyも絶賛放送中だ。


僕自身ドラマは見ていないのだが、

最近彼のYouTubeチャンネルにどっぷりとハマっている。


見始めたきっかけは、おすすめに出てきたからだったからだと思う。正直言って覚えていない。


堂本光一とカラオケに行ったり、目黒蓮とスーパーで買い物したり、自己紹介動画を撮ったり、ラーメンを食べる動画をあげたり。


素性が中々伝わってこない「スター」の何気ない日常が垣間見えてファン垂涎のコンテンツだ。


男性アイドルに今までハマった経験がない僕が、思わず見たくなってしまうこの中毒性はどこにあるのだろうか。


少し考えて、

  • 純粋に男性アイドルの生体が気になる
  • 38歳にして、自分大好きな天然ナルシストを貫けるメンタリティを持っている亀梨和也に憧れを持っていること
だと気が付いた。まあ乱暴に纏めると知らないもの見たさだ。

彼の発言の全ては、「俺ってかっこいい」に集約される。

大先輩の堂本光一と話していようが、売れっ子後輩の目黒蓮と話していても、会話や行動のバックボーンにはナルシズムがある。というかそれしかない。


ただし、不思議なもので、亀梨和也のナルシズムには他者への嫉妬や蔑みは感じられず、純粋に自分自身への賞賛しか存在しない。


だから見てるこっちからしても、不思議なもので嫌悪感やネガティブな感覚を持たずに視聴できるのだ。

彼のキャラクターを正にエンタメとして楽しめてしまう不思議がある。


後は、最後のところで彼がファンを何よりも大事にしている姿勢には好感を持てる。

40代を目前にして「男性アイドル」を貫くことの難しさは彼の所属している事務所の歴史が示しているが、

ここまでアイドルを貫いている40代目前の元ジャニーズを僕は知らない。


どのアイドルにせよ、歳に応じた役割やポジションを求めて、事務所を脱退したりグループを抜けたり、犯罪に堕ちたりしていく。

これまで散々アイドルとしての自分自身をファンに支えて貰ったにも関わらずきれいさっぱりと。


それ自体は別に悪いことではないが、応援してくれていたファンからすると複雑な感情が沸き起こることもあろう。


翻って、亀梨和也は常にファンのことを考えている。

ファンと自分のことを考えている。


ファンはアイドルの俺を見たい。なら見せてやろう。俺もイケてる俺を見たい。だから発信しよう。


つまり筋が通ってる天然野郎ということだ。

だからきっと亀梨和也は敵を作らないだろうし、彼を応援してくれる人間はたくさんいるはずだ。


やはり彼はスターなのだ。