<記事の見出し> 入境者明起禁居家檢疫 開放自費入住集中檢疫所 ★Yahoo奇摩(速報)2021年6月26日 週六 下午3:26

――《日本語訳》 台湾入国者は一律検疫施設へ収容 自宅待機は認めず

 

 

台湾南部においてデルタ株(インド変異ウイルス)によるクラスターが発生したことから、台湾政府は緊急の水際対策を打ち出した。

 

すなわち翌27日以降、台湾へ入国する人物につき、自宅での待機・検疫を認めず、一律「檢疫旅館」あるいは「集中檢疫所」へ収容するという。費用は自費で、一人あたり一泊2000元(約八千円)。12歳以下の子供をのぞき、原則それぞれ三食付きの個室があてがわれる。今晩八時から予約の受付を開始するという。

 

台湾全土に49カ所の「集中檢疫所」が用意される見通しで、ホテル・公務人員研修センターのほか、軍や学校の施設が利用される予定だ。

 

また予約は、入国の48時間前までに完了し、費用の支払いをすませておくことが必要だ。

 

従来は、陰性が確認されると二週間の自宅あるいはホテルでの待機が要請されたが、明日以降桃園空港に降り立ったら一律政府が用意した検疫施設へ収容されることになった。携帯端末などで外部との連絡は認められる。

<記事の見出し> 新增34例疫苗接種後死亡、累計178例 解剖26例死因皆與疫苗無關 ★Yahoo奇摩(速報)2021年6月24日 週四 下午4:03

――《日本語訳》 接種後の死亡例新たに34件で累計178件に 26例を解剖するもワクチンと無関係と発表

 

 

台湾政府中央流行疫情指揮センターが今日24日公布したところによると、コロナワクチン接種後の不正常な死亡例が新たに34件通報された。

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンは、日本からの提供を受けてこの15日から台湾全土で公費による接種が進められている。主な対象は75歳以上の高齢者、介護施設の住民、透析患者などである。

 

指揮センターの統計によると、6月23日に接種を受けた人は5万3068人、うちアストラゼネカ製(AZ)が4万3896人(うち一回目が4万1870人、二回目が2026人)、モデルナ製が9172人。これまでに接種の累計は174万6130回、うちAZ製が165万166回、モデルナ製が9万5964回で、この累計は全人口の7.43%にあたる。

 

指揮センターによると、6月23日新たに通報された接種後の死亡例は34件。うち16名が女性、18名が男性で、年齢は52歳から96歳。うち29人が75歳以上の高齢者。いずれも接種後1日から8日以内に死亡している。

 

昨日通報された死亡例のうちもっとも若い52歳の例は透析を受けている男性で、接種後2日目から発熱があり、5日目に死亡した。

 

今までに不正常な死亡例は累計178例に達している。うち女性87名、男性91名で、年齢は41歳から101歳。なかには接種当日の死亡例を含む

 

これまでに26件の解剖がおこなわれ、うち23件が慢性疾患との関係性があり、1人が誤飲による窒息死、2人が頸椎骨折によるもので、いずれの死因もワクチンとの直接の因果関係は認められなかったという。

 

 

ワクチン接種後の死亡例が相次いで通報されていることから、台湾政府は、より詳細な情報を公表して、死亡が他の要因によるものとの指導・宣伝を強化しているところだ。

<記事の見出し> 長者接種疫苗後已27死…猝死日增 打氣驟降 ★聯合新聞網2021年6月18日 週五 上午7:37

――《日本語訳》 高齢者27人が接種後に死亡 ワクチン打つ意欲一気に低下/台湾

 

日本から寄贈されたアストラゼネカ(AZ)製ワクチンの接種がこの15日から台湾全島で実施されている。主要な接種対象となっているのは、75歳以上の高齢者である。

 

一般市民を対象にした公費のコロナワクチンの接種は台湾にとっては初めてのことで、会場には大勢の市民が押し寄せる風景が報道されるなど、歓迎ムードが広がっていた。ところが、17日夜までに27例の死亡例が報告され、高齢者の間に不安感が広がっているという。

 

「長者」は、高齢者の意味。AZ疫苗はアストラゼネカ製のワクチン。「猝死」は突然死。「打氣」は色々な意味でつかわれるが、ここでは漢字の通り「打つ意欲」の意味だろう。それが「驟降」、すなわち急に落ちたと称する。

 

これに対し、政府の指揮センターは、台湾全体で日頃から一日二百人程度75歳以上高齢者が自然死しており、驚くべき数字ではない。感染した場合高齢者の致死率は22.7%に達しており、打つリスクより打たないリスクの方がはるかに高い、「打つべし」と強調する。

 

 

 

<記事の見出し> 接種疫苗後死亡通報達49例 4例解剖證實無關疫苗 ★Yahoo奇摩(速報)2021年6月19日 週六 下午3:41

――《日本語訳》 AZワクチン接種後の死亡49例に 解剖の結果4例は接種とは無関係確認

 

台湾政府コロナ対策指揮センターによると、アストラゼネカ製のコロナワクチン接種後に死亡したとする通報を6月18日、24例を受けた。いずれも接種後3日以内に死亡している。これでAZ製ワクチン接種後の死亡例は累計49例だが、現在のところ接種との直接的な因果関係は確認できないという。また実際に4例は解剖の結果、接種と無関係と確認された。

 

台湾では日本からのワクチン提供を受けて、15日より一般市民を対象にした公費の接種が始まっている。当面の主な対象者は75歳以上の高齢者であるが、死亡者が日に日に増えていく事態に、台湾では不安が高まっている。

 

この日の24例の死亡例のうち20例が75歳以上で、いずれも慢性疾患の患者であったと政府は強調する。

 

 

<記事の見出し> 國接種AZ疫苗後猝死累計67例 多為高齡且有慢性病 ★2021年6月20日 週日 下午5:03

――《日本語訳》 AZ死亡例67人に 台湾政府:多くは慢性疾患のある高齢者

 

台湾政府「中央流行疫情」指揮センターがこの20日公布したところによると、この日、アストラゼネカ製ワクチン接種後の死亡例が18例通報された。いずれも接種後四日以内の死亡確認で、うち15 例が75歳以上の高齢者だった。

 

これで15日以降日本提供のワクチンで、累計67人が接種後に突然死していることになる。20日に75歳以上の高齢者でワクチンの接種を受けた人は約三万人だという。

 

 

いずれの報道を見ても、どの程度の確率で死亡者が出ているのか不明確なままであり、市民の不安は高まるばかりだ。

 

そうしたなかアメリカから提供されたモデルナ製のワクチン250万回分が20日午後4時30分桃園空港に到着した。