出産直後記録 | やだ!そうそう!

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生きていれば毎日色んな事があるもんです。

いい事もいやな事もひっくるめて自分の毎日。

大事に残しちゃいます。

11月2日 出産翌日

5:00 目が覚める。
お尻が痛くて辛くて嫌だ。
休みたいけど何しても楽になれない。

出産後、髪の毛が後頭部天気図の様に
ぐっちゃぐちゃになっていたので
朝なんとか部屋の洗面台で髪の毛を洗った。

でも途中でお湯が出なくなり
だんだんと水になっていくことに
ものすごくイライラしながら、
精神的に不安定だなと自分で思う。

なんとか髪を洗って部屋にいる。
朝ご飯はしっかりと食べられた。
熱い緑茶がものすごくほっとして美味しかった。

朝の健診で見えた看護師さんに
体温や採血をされながら聞いてみた。

「私の出産は、あれは難産になるんですか」

「うん、、吸引もしたしね、、出血も多かったからね」

そう言われて、だから何を思いたかったのか
自分でもわからない。

やっぱりそうか、とも思ったし
なんで普通に出産できなかったんだろ、とも思った。

でもそれだけ。


9:30 初授乳。
赤ちゃんは2g増。
ちゃんと飲んでくれてたんかな、
でもうまく飲んでたと思う。

あまり泣かなくて静かで何か病気なんじゃないかと心配になる。

赤ちゃんの心配をしつつも
自分のお尻や腰の痛さで辛い気持ちもおおきい。

12:30 授乳。
寝ていて全く飲まなかった。

15:30 授乳。
よく飲んでいたけど増減なし。

自分の体調もすぐれず疲れて気分も落ち込み
決まった時間に呼ばれるから行くだけ、という気持ちになる。
休みたくて仕方ない。

お尻が痛かったけどおそるおそる排便したら出て少し楽になった。

18:15 授乳。
よく飲んだ。2g増。
その後、便を大量にしていた。
声を出して赤ちゃんが泣いた。
その時初めて赤ちゃんの泣き声を聞いた気がして
こんな声してたんだなあ、高い声だなあと感動した。

20:30 授乳。
2g増。
この時も声を出して泣いた。
目が二重になっていた。

23:30 授乳。
2g減。
声を出してよく泣いた。
かわいく思えて来た。

11月3日

この日の自分は腰痛が悪化。痛み止めを飲む。
一睡も出来ずに向かった授乳。

朝の授乳で2g減。
あやすと笑った顔をした。
うまく乳首を探して加えてくれる。
その日の授乳はよく泣いて、笑った顔をよくする。


腰痛のひどさでとこちゃんベルトを借りてみる。
腰はましになったけどお尻の痛さがよくならない。

それでもやっと昼間一時間だけ眠れた。

夕方の授乳は4g増。
夫もその時間に来て抱っこをしたら
ちょうど笑った顔をしてくれた。

この時、おむつを替えてると
赤ちゃんのお尻から座薬が出て来ていた。

それを見て改めて、はっとした。
羊水が濁っていたからその感染を防ぐための薬を
ずっと入れてたんだ。

あんなに苦しい思いをして生まれてきたのに
まだここでこんな薬をお尻から入れられて苦しんでたなんて。

私は自分のしんどさばっかり考えてて
何やってんの。と、自分にカツ。

その日から夜、
赤ちゃんも頑張ってる、ということを励みに
授乳も一生懸命大切に赤ちゃんに尊敬を抱きつつ
かわいい、という気持ちが心から芽生えて来て
そして頑張れた。

その次の日11月4日から
授乳後の体重は26g増。
急激な増え方に間違いかと思ったけど
その次も26g増。

そして、この日初めておむつ替える時に
沢山沢山泣いた。
とっても嬉しかった。

弱々しい泣き方じゃなくて
しっかり大きく泣いたのをとても嬉しく思った。

この日沐浴指導があり
代表モデルの赤ちゃんに私の赤ちゃんが連れて来られた。
入れてもらえて得したね。
気持ち良さそうだった。

この日の午後の授乳でも22g増。26g増。
ただ、黄疸がひどい気がして気になる。

夫の両親と初のご対面。
翌日は退院だったのでいろいろと時間や
書類等準備したり話をしたかったけど
夫は両親とともに来て、両親とすぐに病院を去っていった。
送り迎えをしたりして忙しいので当然だったけど
この時、一緒にゆっくりと話したりして欲しかったので
また情緒不安定になって
夫に当たる。
泣きながら一人病室で御飯を食べた。
書類を書いた。
泣きながら寝た。

夜中の授乳でも26g増。
でも。黄疸が気になる。
もしかしたら一緒に退院できないかもしれない。
とにかく一緒に帰れますように、と
願いながら寝た。

11月5日
退院当日
赤ちゃんは手の甲にバンドエイドを貼っていた。
検査の結果は大丈夫ってことで
一緒に退院できることに。

やったー!!!!

こうしてこの日午後に我が家に初登場した赤ちゃん。



ここから怒濤のテンパリ育児の一週間が始まり、
少し落ち着いた今に至る。


一緒に大きくなっていこうね、とおもう。
私が育てるだけでなく、
本当に私も育ててもらっているんだな、と思う。