山行日 11月4日(2021)
人ごみを避けるため3日の祭日を避けて、翌4日の平日を選んだのだが、第2駐車場へと案内される。平日なのにこれは全く予想外だった。
韓国岳に向かうルートで我々を追い越す登山者グループはいない。我々の出発時間が遅かったから、ほとんどの登山者が先に登っているか、池巡りコースやエビノ岳に登っているのだろう。
登り始めて30分、あるいは50分もすると早くも下山してくる数組の登山者とすれちがう。しばらくすると、9時40ごろ駐車場を出発したという女性が我々を追い越して行った。
11時前だというのに、さらに単独者・2人ぺアーが下山してくる。こんにちは~~~、お疲れさ~~んの声掛けや道を譲ってのすれ違いだ。ほとんどが我々よりご年配が多い。これから5年、10年経ってもこのルートを私が歩けるのだろうか、と思いながらすれ違う。高校生らしき10数名のグループは見たが、平日ゆえ若者の登山者・グループを見ることはなかった。
さて、リンドウの一つや二つぐらいはは見られるのでは・・・と思っていたがついぞ見る事は叶わなかった。また、ツルリンドウの赤い実なら見られるのではと期待したが、花後の株だけだった。この時期、花を見る事を期待することがしょせん無理なことだろう。
ただ、遅咲きのミヤマキリシマやツクシアザミの花があちこちで見られただけだった。
モミジの画像を含め数少ないお花さんの記録をしよう。
ドウダンツツジが多いのに驚いた。一際目立つものだった。
ほとんどがこんな様子 しかし、結構開花しているのも見た。
ツクシアザミ
モミジの中を歩く同行者
ミヤマキリシマ アキノキリンソウ
これらは返り咲きでもないのだろうが、よくも頑張って咲いていた。
ドウダンツツジの幼木の紅葉 ツクシぜり
一瞬、何のお花?と思って近づいた。
コバノクロヅルも黄葉するが、シロモジほど目立たない、そのシロモジもそろそろ落葉寸前だ。この界隈でドウダンツツジのモミジが一番目立った。
シロモジの冬芽
ツルリンドウ
花はないかと周囲を捜すが、見当たらない。それでは赤い果実は?と捜すが、まだ果実は出来ていなかった。
ミヤマキリシマ
残り花?と思いきや、ツボミもついて今が咲き時を迎えた様子だった。
結構、ミヤマキリシマの開花株を多く見た。
胞子を付けた ヒカゲノカズラ
この後、新川渓谷に「タニガワコンギク」と「ウメバチソウ」の様子を見に行く。
そろそろ花期も終わりに近づいているのかな?
タニガワコンギク
センボンギクの呼称が本命なのか?
どこを探してもこのような様子。
ウメバチソウ
未だ時期早々、開花株は探し回っても一株も見当たらなかった。
例の新燃岳の大爆発でホームグランドのウメバチソウは絶滅?し、この場所と奥新川渓谷が観察ポイントになった。
なお、今回の韓国岳山行の往復は〇野さんの車・運転で往復してもらった。長い時間の運転お疲れさまでした、ありがとうございました。
現役時代は天候に関係なく週末だけの山行だったが、今回のように晴れの日を選んで山行できる自由さ・ありがたさを感じることはなかった。プー太郎、感謝感謝!!
PS 1
エビノ岳は昨年も歩いているが、ほとんど矢岳・竜王山山域を歩いていて、山行歴は少なくなって高千穂峰は2018年に登ったきりのようだ。
この韓国岳は何年ぶりだろう?記録を見ると2014年に婿殿と登っていた。早や忘却の彼方なり。このような老年期に入ったのだろうか、ちょっと残念。こんなことから記録とは大切なことだを思う。
今回、5合目の休憩所は別として、当然ながらこれまでと変わることなく山や花々、木々から迎えてもらえたこと、歩けたことを感謝しよう。
PS 2
ところで、右膝関節の痛みを気にしていたが、これぐらいの山行時間では発症しないようだ。
これは「健康メモ」のテーマで近いうちに記録しておこうかな?
投稿 11月6日(2021) 土曜日 雨 15.5℃(6:00)