撮影

 

 

科・属:ヒガンバナ科・サフランモドキ属.

学名:Zephyranthes carinata)

和名:サフラン擬

別名 ゼフィランサス.

 

 

花びら6枚、柱頭4裂?  雄しべ・葯が7個?

 

タマスダレ属の植物。

日本では普通は6-10月が開花期である。

花は子房下位で外花被片3個、内花被片3個はいずれも長楕円状倒披針形で大きさ、形共にほぼ等しい。それらは全て中程から下では互いに合着して花筒を形成し、それより先の部分では平らに開く。花は大きくて径6cm前後あり、花被裂片は鮮やかな桃色で、筒部は緑色を帯びる。雄しべは6で葯は線形で黄色、両端は尖る。花糸に対してTの字に接続し、揺れることが出来る。雌しべは1、白くて柱頭は3つに裂ける。

 

葯が6個のはずが 7個?

花糸はまで6本

の花糸印は隣の 印の花糸より2本分ぐらい太い。

の花糸の先には2個の葯⑦、花糸6本に対して7個の葯が確認できる。

 

 花びら6枚(内花被片、外花被片それぞれ3枚)、雄しべ6個、柱頭3裂ということだが、

日々日々咲く花を見ていたら、雄しべ7個、柱頭4裂、花びら8枚の花などがあった。

 雄しべ7個あるのは、花糸は6本で1本の花糸が他の花糸より2本分になるくらい太かった。2本分が融合したにせよ雄しべ7個は珍しすぎるのでは・・・。

 

 

柱頭 3裂                       柱頭4裂

 

 

花ビラ8枚、雄しべ8個、柱頭4裂

 

 かって、雄しべの多弁花のサフランモドキは見たことがあったが、今回、これらが私において珍しいので記録した。

 

投稿 7月13日(2020) 火曜日 曇り 25.2℃(6:00)