365 初登り 蓼科山(2531m)
その2

参考にしたもの
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資料 1

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資料 2

山行日:12日(2019
山域:八ケ岳連峰
同行者:タケチャンマンさん

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時折日が射すが、八ケ岳方面は依然として層雲の中
 
 昼食は登りの時に記念撮影をした2113mで摂ることにした。そこに着くと(1300)他には23のパーティーが休憩や行動食を摂っていた。
 PRIMUSPOWER  GAS250T):気化促進機構内臓のボンベを準備していたが、厳冬期の雪上で使うのは初めてだ。(昔はガソリンコンロだったので低気温も関係なかった) 
幸いにガスコンロも一発で着火し事なきを終え、鍋焼きうどんで空腹を満たすことができた。
最近はさらに高所・寒冷地専用ガスボンベもある。PRIMUS ULTRA GAS 250

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 ここでゆっくり周囲の樹木を見たら、10㎝内外のダケカンバが数多く生えている。他の山の太さに比べたら細いようだから、火山性の山としては比較的歴史の浅い山なのだろう

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 前方に生えている樹種は樹皮の色からほとんどダケカンバのようだ。

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先を行くタケチャンマンさん

 この山は孤立峰ゆえ分岐するようなルートもなく、ほぼ直線の往復ルートである。ほとんどが樹林帯の中にあり冬山でも強風の影響の少ないルートである。ただ結構、急登でその部分も長く、しかも寸足らずの私の脚のピッチと大きな石が合わなくて、足を上げるのが大変な場所が多々あった。それに久しぶりのアイゼン歩行のためだろう痛みは無いのだが、特に下山時、右股関節辺りに若干の違和感を覚えていた。
登山口も近くなって、足元の雪上にひれ伏すように両手を前にバタリと倒れてしまった。瞬間のことで何が起きたのか何故に倒れたのか判らないぐらいだった。登山道も平坦地だと言うのにアイゼンの刃がクマザサの根っこの一部を引っ掻けたのだろうか、幸いに岩場でもなく下りでもなかったのでどこにも支障はなく、その後5分ほどで登山口に着いた。

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登るときは気が付かなかったが、登山口近くで大きなダケカンバに気が付いた。

この日は降雪もなく、早朝は白く雪で覆われていたビーナスラインは除雪作業の効果もあって、舗装道路の表面が見えるまで融雪していた。

イメージ 9イメージ 10 車道の雪もほとんど融けていた。      案内板の霧氷も消えていた。
 
 昨年の苦い経験があるため、撮影の回数を少なくし、可能な限り防寒手袋のままカメラワークをし、努めて手袋の脱着を少なくした。メリノウールのインナーの効果も大だったのだろう、今年はかじかんだ手の回復時間も短くて済んだ。
温度計をザックに着けた場所が悪く、行動中に確認できなかったが、タケチャンマンさんが言うには、登山口に向かう道路上は-0.5度~-1.0度。行動中は-4.0度、-6.0度を確認し、山頂付近では-11.0度だったと言う。
 
 願わくは青空を従えた八ケ岳の稜線や360度の眺望を楽しみたかったが、また次回いらっしゃいということなのだろうと、尖石温泉・縄文の湯に浸りながら八ケ岳の稜線を思い浮かべるのだった。

以下、下山してから
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 尖石温泉:縄文の湯

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左から  蓼科山      横岳      縞枯山     茶臼山
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蓼科山
尖石温泉:縄文の湯 から見たもの

今回の山行を企画してくれた娘や長距離の雪上運転や山の案内をしてくれたタケチャンマンさんに感謝する次第である。

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赤線はGPSのトラックデータ 右の赤丸は昨年登った山(縞枯山・茶臼山)

コースタイム
 登山口      730
 標高2113m  910
 山頂      11351145
  標高2113m  13001335(昼食)
 登山口      1435
   登り≒400  下り250 
(参考時間 登り=300 下り=210
 

364 初登り 蓼科山(2531m)
その1


投稿 112日(2019)日曜日 曇り 12.0℃(12:10)