368 梅雨の晴れ間から
お花の部
当団地~皇徳寺団地入口~大河内方面~周回コース
徘徊日 6月13日(2018) 水曜日 
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 おそらく、宅地造成だろうから、この稜線もやがては無くなることだろう。長年見て来たこの稜線が失われるのは寂しいことだ。
 せめて、消失しないうちに、この稜線の様子を自分の中にも画像の中にも記録したかった。

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 そのことは、昨日 「我が巡礼(徘徊)の記」 53 梅雨の晴れ間から
記録した。        ↓

 今回はその時に見たお花さんたちの記録である。
お花さんたちと言っても、お花の当てがあって歩いたのではない。徘徊のついでに目にしたものである。
 マー大方、当団地の裏山と同じような植生のことだろうとは思われる。
ところがどっこい、これまで長がね~~~ん見たいと思いながら、図鑑やネットだけの植物に出会ったのだ。

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右のピークの右側の下りは見るからに急こう配だ。

 当初の予定コースを歩かなかった、と言うより下りの勾配が急で歩けなかったために、全く予想もしなかった植物との出会いがあったのだ。

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シャシャンボ
真っ白いものが頭上に、団地内で早くも足止めされる。

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途中から幹を伐られ、枝を出し、一輪ながら花を咲かせたネムノキ。

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(オオバ)トンボソウ?
先日、当団地周辺を確認したばかりだったが、未開花だった。
まさか、この山中の足場の悪い斜面で見るなんて。

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クマイチゴ
木漏れ日を受けて照り輝いていた。

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??? 幼木?
ボロボロノキ
bi~noさんから教えていただく。
2年ぐらい前に集中的に見たのだが、すっかり忘れていた。イメージ 15イメージ 16イメージ 17










隣にあった成木?
葉の裏の葉脈がはっきり浮き出ていた。葉は軟弱。花も実も見られなかった

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このような状態で気が付いた。地上に出て何時間後なのだろう。
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ウスキキヌガサダケ
初めて見る虫が数匹まとわりついていた。
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・起こして画像にしてみた。
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霧島(宮崎県)では見られるらしいが、この地域で他でも見られるのだろうか、他県では絶滅危惧種の仲間に入っているらしいが…。

分布
日本・中国・韓国・インドおよび熱帯アメリカ(メキシコ)に分布する。日本国内では宮崎県・徳島県・高知県・山口県・広島県・京都府などから記録されている。
また、愛媛県からの記録もある

 たまたま、コースを違えたばかりと、対岸に渡るため、浅瀬を探しながら右に左にうろうろしたために、このウスキキヌガサダケを見ることができた。こんなラッキーなことはない。
 
 開花時期、開花時間を詳しく調べて、出てくる瞬間から画像に収めたいものだ。もっとも、来年も同じところで見られるのだろうか。
 
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歩幅が違い、階段を通りたくないのだろうか、マイロードが出来ていた。

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沢山の実が生るのは良いが、落果した後がうんざりだ。

 何の変り映えもしないような里山?だったが、稜線を徘徊することができたことに加え、ウスキキヌガサダケを見られたことはそれ以上に大きな収穫だった。
歩けることに感謝、感謝。

投稿 6月14日(2018) 木曜日 曇り 19.0℃(6:55)