22  再登場その樹皮

撮影 1月27(2018)

 この公園には何種類かの樹々が数多く植えてある。だいぶ前は花や果実に目が行っていたが、今回のシリーズは樹皮を目的に撮ることにしている。
 樹皮を撮り始めた頃は、1本だけ撮ればいいものと思っていたが、とんでもないことだった。
 幼木、成木あるいは老木と樹齢によって、また、同じ樹齢と思われるものでも樹皮の色も違っているのもあるし、皮目も違っていることが判ってきた。このことはこれまでも書いてきたと思うが、そこで、同じ樹種でも数多く見ることにした。
 今回の樹種がどうなのか、同じ種類の木を何本か撮ってみた。

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同じ樹齢(成木)と思われ、この樹種は樹皮の色(黒褐色)も樹皮の裂け方も一緒だった。
                       
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同じ樹でも、幹の下部、中程、先端と樹皮の様子が違っている。
これらは他のほとんどの樹種に共通しているようだ。 

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星状毛が見られる。

幼木?の樹皮は流石に若々しい?
縦に筋が入ったぐらいで裂け目がない。

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幼木・若枝は共通して縦に筋が見えるぐらいで裂け目は見られない。

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今日のご登場の樹種さん

ウバメガシ(姥目樫)
科・属:ブナ科・コナラ属

学名:Quercus phillyraeoides

樹皮は黒褐色。老木では縦に浅く裂ける。本年枝は紫褐色。はじめ灰褐色の星状毛が密生するが、翌年は無毛になる。円い皮目が目立つ。
 紀州の備長炭の原料。

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投稿 1月30日(2018) 火曜日 晴れ 0.5℃(21:40)