さいたま市は、だいぶ、涼しくなり、

秋🍂らしく、なりました。


写真は、先日の、十五夜🌝の月です。


源氏物語は、日本だけでなく、世界でも、有名な小説ですね。

 

今、大河ドラマの「光る君へ」も放映していますから、

 

ちょっと、注目されていますね。

 

 

よく、枕草子と比較されますが、

 

枕草子は、中宮定子さんと清少納言の交換日記のような、

 

随筆(エッセイ)として、書かれています。

 

最初は、公表するつもりは、無かったので、

 

結構、清少納言さんも、

 

自分の思った事を、はっきりと書いており、

 

男性貴族を、言い負かせてやった、とか

 

私は、これが好き、これ嫌い、

 

なども、イケイケキャリアウーマンのつぶやき、みたいで、面白いです。

 

私は、島内裕子さんの、翻訳本を、読みました。

 

 

源氏物語は、瀬戸内寂聴さんの訳の本を

 

市立図書館から、一冊ずつ、借りて、

 

三分の二くらいで、止めてしまいました。

 

 

何故かと言うと、

 

ストーリーが、

 

絶世の貴公子が、次々と、女性達と、繰り広げる

 

恋愛模様が、嫌に、なったからです。

 

「光源氏よ、またかいな」みたいに、感じました。

 

 

持てる男に、対する嫉妬も、あるでしょうか。(笑)

 

宝塚のスターや、美男子の俳優さんは、

 

男性には、あまり人気が、無いと、思いますよね。

 

 

でも、当時の、女性達には、

 

当時のトレンディドラマ、

 

カッコイイ男性の、恋愛模様だけでなく、

 

服装も、生活も、その当時の最先端のトレンドで、

 

それが、評判だったのでは、と思います。

 

 

もちろん、源氏物語が、評価されるのは、それだけでなく、

 

景色や様子の表現、心情の表現などが、優れ、

 

「もののあわれ」「みやび」など、

 

今に伝わる、日本の美意識の原点になる、表現、が有りますね。

 

 

今月、NHKで、アーサーウェイリーさんの、

 

英語版、源氏物語の紹介が、ありました。

 

光源氏は、シャイニングプリンス、

 

帝は、エンペラー

 

宮廷は、パレス

 

もののけは、エイリアン

 

みたいに、翻訳され、

 

単なる、ラブロマンスでなく、

 

人間の豊かな、可能性や変容を、描いているそうです。

 

 

また、原本では、主語が、省略され、

 

誰が、言ったかは、はっきり言わず、匂わせる

 

何かに、たとえる手法、(月を恋人に、見立てるみたいに)など、

 

 

それが、ウェイリーさんの訳では、はっきり書かれ、

 

所々に、キリスト教やシェークスピアなどが、

 

引用された表現を用いたりしているそうで、

 

中々、面白そうです。

 

 

毬矢まりえ(俳人、評論家)森山恵(詩人、翻訳家)

 

の、お二方(ご姉妹だそうです。)が、翻訳されています。

 

 

イギリスの東洋学者アーサー・ウェイリーさん(1889-1966)。

 

彼の英訳は、その巧みさ、文化の壁を超えた普遍性から、

 

「ウェイリー版・源氏物語」(1925-1933)として広く世界中に知られるようになりました。

 

 

原本は、今の日本人でさえ、難解なのに、

 

いまから、百年前に、翻訳し、解釈したのは、ビックリです。

 

私も、読んでみたいです。

 

 

 

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