今日は、須坂市にある須坂支援学校に学校見学に行ってきました。



長野市の養護学校とと違った部分を見てきたかったんです。



正直、参加して本当に良かった!!!



ルルは長野市なので、そちらの学校には通う事は厳しいのかもしれませんが、こんな学校があったらいいなあって思ってしまいました。



さて、どんな学校かと言うと、普通小学校内にある、支援学級の、いわゆる養護学校バージョンの学校でした!!



長野市は、普通小学校内に支援学級があります。



それとは別に、養護学校といった専門の学校が別にあります。



基本、長野市は極端に言ってしまったら、健常児と障がい児は別々だと思って考えて欲しいです。



ですが、須坂支援学校は、小学校と養護学校が1つ屋根の下で共に共存する形でした。



まさに、最新型!!!



勘違いしないでほしいのは、普通小学校内にある、支援学級と同じではないという事です。



授業の形式は小学校は小学校のクラスで普通の小学校と同じ授業が行われていて、かたや支援学校側のクラスは養護学校の様な授業の進め方をしています。



それも、廊下をT字路と思って下さい。



T字路の分岐点の左側は支援学校、右側は小学校みたいな…。



案内してくれた先生は教頭先生でした。



教頭先生は、色々教えてくれました。



授業と授業の合間の時間、これは小学校も支援学校も同じらしいですが、その時間は、支援学校の児童も小学校の児童も同じ庭なりプレイルームなり、一緒に遊みたいで、まさに、交流を超えた共存でした!!



これってとってもいい事で、子供たちがお互いにお互いの事を自然と理解でき、支えあうと言った事が自然にできるようになるという事なのです。



もー、まさしく、いい刺激のしあい方といってもいいかもしれません。



教頭先生は私が思った様な上記のような事は言ってませんでしたが、でも「地域の子どもは地域で育てる。障がいのある人も安心して生活できる地域社会をめざして…」的な事は言ったました。

レベル、違いすぎてビックリでした…。。。



これだけではありません。



教頭先生がおっしゃっていたことの中に「共存する」と言った事も言ってましたが…


この学校で全てなされてました。



運動会、音楽会、卒業式といった小学校の行事に、この須坂支援学校も合同参加!



まさしく夢のようなコラボレーションの実現をされていました。



普通の小学校の中に、支援学校が存在すること自体に驚いていたのに…。



しかも、支援学校の小学部だけではなく、別棟通路を超えてに中学部もありました。



元々は、小学校だけの存在の建物だったそうですが、近年の子供の減少で、このように改築したそうです。



長野市に無い形…こればかりではありません。



今まで、須坂市の障がい児達は、長野市に通ってましたが、今は須坂支援学校ですが、ここには中学部までしかなく、今後の高等部の予定はあるのか尋ねた所…



もうすでにその話し合いはかなり進んでいるようで、H27か28年には実行される予定だと話しておられました。



また、須坂中学もグラウンドを挟んだ向かいにあるので、それこそそれこそ誰もが共存する形を作った第一歩なのでは?と、勝手に思ってしまいました。



あと、言い忘れましたが…



月曜日から木曜日までだったかな?



須坂小学校の児童が放課後利用できる児童センターも、この支援学校の児童も利用可だと言ってました。(ただし、親が仕事をされている場合)



私は、とてもこの支援学校の存在に惹かれました。



私だけではありません…。



他のママさんも口をそろえて言ってました。



長野市では絶対ないこのサービス、是非、取り入れてもらいたいと思ってしまった。




==余談==




教頭先生は元々、長野養護学校に何年かいらっしゃったようで、子供たちの接し方にはとてもなれていました。



児童に会っては、エアーギターのようにエアーマイクを持っては、児童に「はい、お名前は?」と私たちに児童さんを紹介してくださいました。



ユニークな教頭先生でした。



また、現在の校長先生は、小学校と支援学校の両方の校長先生だそうで、いわゆる兼務だそうです。


トイレの設置に関してですが、中学部手前に、車いす用のといれがありました。



わりと広いスペースで、車いすに対応だけではなく、ベビーベッド的な、いわゆる、見学しにきたママさんが小さいお子様を連れて見学しに来る方が多いという視点から、赤ちゃんのおむつ替えスペースまでありました。



細かいところまで気が配られていて素晴らしいと思いました。



そして、貴重なお時間を割いて伺ったのにも関わらず、ご丁寧に案内してくれて、なおかつ、私達親や付き添いの先生全員に教頭先生は冷たいお茶をだしてくださいました。



福祉に対する須坂市のあり方…充実していると言っていたのが良く分かりました。



今日は本当にお世話になりました。



通えない事がとても残念ですが、いち障がい児をもつ親として、須坂支援学校今後の発展に期待したいと思います。



そして、今後長野市も須坂市のようないい部分をまねしていっていただけたらと思いました。